アフガニスタンで戦略的勝利を手に入れた中国

(2021年8月22日)


 ANALYSIS/OPINION:アフガニスタンからの米軍の撤退と米国が支援したアフガン政府・軍の驚くべき崩壊から、中国は戦略的利益を得るだろう。だが、その成功を相殺する要素もある。中央アジア国境で過激なイスラム国家と向き合うことへの中国共産党の懸念と、新疆ウイグル自治区にテロリストが流入する可能性だ。  

 軍事的には、タリバンが南西アジア国家を支配したことは、西部国境から米軍と偵察基地がなくなることを意味し、中国にとって祝うべき事態だ。中国共産党指導部は長らく、アフガンにおける米軍と北大西洋条約機構(NATO)軍のプレゼンスを大きな脅威と捉えていた。  

 アフガンと中国の国境は、アフガンと新疆を結ぶワハーン回廊と呼ばれる細長い地域に限られる。新疆では、中国がウイグル族のイスラム教徒に対し、米国務省がジェノサイドと呼ぶ行為を反テロ政策と称して実行している。  

 ただ、米軍の撤退により、中国は新疆やその他の西部省の国境で、敵対的なタリバン主導のイスラム国家の脅威に直面することになる。  

 
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