国境の混乱、米中部にも波及
(2021年10月1日)

Texas Department of Public Safety Highway Patrol officers watch as migrants, many from Haiti, wade across the Rio Grande from Del Rio, Texas, to return to Ciudad Acuna, Mexico, Tuesday, Sept. 21, 2021, to avoid deportation from the U.S. (AP Photo/Fernando Llano)
ユタ州アイアン郡は、国境とはほぼ無関係のところだ。
しかし、ケネス・カーペンター保安官によれば、米国とメキシコの境界線の混乱はここにまで及んでいるという。今月、幹線道路での交通取り締まりで、保安官代理が無謀運転の運転手を捕らえ、5ポンド(約2.3㌔)のメタンフェタミンと8000㌦の現金を発見した事件もそのうちの一つだ。
カーペンター氏によると、州政府は保安官に対し、ホンジュラスのギャングがワサッチ山脈沿いでの麻薬取引を強化していると警告しており、アイアン郡のSWATチームの出動件数も「かなり増えている」。
カーペンター氏はワシントン・タイムズに、「国境が大きく開かれているため、コントロールができない。水門が開いてしまったので、より頻繁に見られるようになった。(麻薬の)パイプラインが急増し、フェンタニルの密売が急増し、犯罪行為が急増している」と語った。
ワシントンでは、米国とメキシコの境界を越え、内陸部に入ってきているという指摘も出ている。つまり、すべての地域が国境地域のようになっているということだ。
アイアン郡の経験は、それが事実であることを示唆している。
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