トランスジェンダーに使う代名詞が人々の考えに影響
(2022年1月23日)

2016年12月27日(火)の写真では、カンザス大学図書館の「You Belong Here」キャンペーンの一部を宣伝するボタンがカンザス州ローレンスに展示されている。(Sara Shepherd /The Lawrence Journal-World via AP)
米ペンシルベニア大学のトランスジェンダー競泳選手、リア・トーマス選手には、女子スポーツ界で多くのアドバンテージがあるとの懸念が出ているが、その一つが代名詞である。
トーマス選手のように男性から女性に変わったトランスジェンダーの人々を「she」「her」と呼ぶことは、一般的な礼儀の問題からほぼ普遍的な期待へと変わり、反対する人々に社会的、政治的、法的な影響をもたらしている。
ジェンダー・アイデンティティー(性自認)戦争の第一線にいる人々は、これに反発している。
「これは単なる代名詞の問題ではない。イデオロギーの問題だ」。こう語るのは、(保守系法曹団体の)自由防衛同盟で上級弁護士兼学問の自由センター長を務めるタイソン・ラングホーファー氏だ。「これは社会としてわれわれに関わることだ。生物学的な現実や、それに伴うさまざまな法律、公共政策について議論し続けることができるのか、ということだ」
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