議会襲撃の被告に公平な裁きを

(2022年2月9日)

2021年1月6日、ドナルド・トランプ大統領を支持し、ワシントンの連邦議会議事堂に向かって歩くプラウドボーイズのメンバー、ザカリー・レール(左)とイーサン・ノルデアン(左)。(AP Photo/Carolyn Kaster, File)

By Editorial Board – The Washington Times – Wednesday, February 2, 2022

 先週末、ドナルド・トランプ前大統領は、大統領として再度選ばれたら、2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃で起訴された被告の一部の赦免を検討するつもりだと述べた。彼の発言は、メディア、連邦議会の民主党員、しかも、一部の共和党員からさえも、即刻、批判を引き出した。

 「私たちが行うもう一つのこと――そして、大変多くの人が、それについて私に聞いてきているのだが――私が出馬し、勝利したなら、私たちは1月6日事件絡みの人々を公平に扱うことになろう。私たちは彼らを公平に取り扱うつもりだ。そして、赦免の要請があったら、彼らを赦免する。なぜなら、彼らは極めて、不公平に扱われているからだ」とテキサス州コンロー市の集会で語った。

 私たちは、トランプ氏の言葉を、米議会議事堂で暴動を起こしたすべての人々に白地小切手を与えると言ったとは解釈しなかった。トランプ氏は、被告らが、手の込んだ、反逆罪をにおわせるような刑事事件で過剰に起訴されたり、不法侵入のような微罪で公判前勾留を受け、つらい状態の中に放置されたりしている1月6日事件の現状に言及した可能性が最も高いと思われる。

 1月6日事件は、全般的に、反戦デモ隊が、ワシントンの街路や、米議会議事堂の廊下を埋め尽くした「イラク戦争」以来、最も、政治性の強い追及がなされる空気の中で公判が行われている。

 やはり、重要な連邦議会の公聴会に介入し、反戦を訴えて投票を中断させた被告らの多くは、合衆国法典下の連邦犯罪で起訴されることはなかった。彼らは、コロンビア特別区(DC)によって、DC法典には違反するとされ、比較的軽微な軽犯罪で起訴された。多くの事例で、所属事務所が侵入を受けた連邦議会の民主党員は、彼らのデモは、当時のジョージ・W・ブッシュ大統領に反対するという政治目的を主眼とするものだったので、彼らは反戦抗議者を告発しようとさえしなかった。

 1954年3月1日、プエルトリコ国民党の4人のメンバーが1898年の合併に抗議するために、米下院で半自動拳銃で発砲、移民法案の投票を妨害した。銃撃で5人の連邦議会議員が負傷した。4人のメンバー全員が終身刑を宣告されたが、1978年と1979年に、当時のジミー・カーター大統領によって恩赦された。

 1970年のニューヨーク市警察管轄下と、1972年のペンタゴンで起きた爆撃事件に関連する他のすべての起訴は取り下げられた。連邦捜査局(FBI)によるかなりの干渉があったとされている。

 以上のような事実に照らして、大統領による恩赦および、政府の建物や、役人を標的とした犯罪の起訴に関しては、民主党員やメディアは、自らに都合のいいことだけを覚えていることは明らかである。

 1月6日の非武装の被告を、爆弾や弾丸で米議会議事堂にいた無実の人々を、実際に殺害することを狙った政治的テロリストと同じくらいに――あるいはもっとひどい――検察官的熱意で扱うことは、公平性と矛盾するし、倫理的にも受け入れ難い。

 私たちは、1月6日の被告の一部が過度に念入りな容疑で、ご都合主義的に起訴されており、彼らの公判前勾留が不公正であるというトランプ氏の考えに同意する。トランプ氏が第47代大統領として復帰したなら、または、バイデン氏が、この件に関して、憲法の第2条に基づく恩赦権を利用して、これらすべての事件を、慎重に再検討し、裁判の平等――そして公平な扱い――を確保することが、唯一、適正な道だと信じる。

フィッシャー上院議員、中国に対抗するため核戦力三本柱の見直しとゴールデンドーム建設を推進

「戦略環境の変化に備えよ」中国視野に核戦力増強を訴え 米上院議員

(2026年07月02日)
トランプ大統領は、2026年6月26日(金)、ワシントンD.C.のホワイトハウス大統領執務室で撮影された。(AP通信/ジュリア・デマリー・ニキンソン)

トランプ氏「宗教を復活させる」 ホワイトハウス宗教自由委、信教の自由推進へ提言書

(2026年07月01日)
2025年5月30日(金)、カリフォルニア州クロービスで開催されたカリフォルニア州高校陸上競技選手権大会の会場外のポールに、「Gooo Girls Honor Title IX」と書かれた手作りの看板がテープで貼り付けられている。(AP通信/ジェイ・C・ホン)

トランプ政権、メリーランド州の学校を調査 女子施設の男子利用容認で

(2026年06月30日)
民主党下院議員候補のクレア・バルデス氏が、2026年6月18日木曜日、ニューヨーク市ブルックリン区で行われたニューヨーク州予備選挙に向けた投票促進集会で演説を行った。(AP通信/ライアン・マーフィー)

予備選で民主社会主義候補が相次ぎ勝利 民主党内で存在感

(2026年06月29日)
ホワイトハウス行政管理予算局長ラッセル・ヴォート氏が、2026年6月24日、ワシントンD.C.の米国海軍記念碑で開催されたワシントン・タイムズ紙主催の脅威状況に関するイベントで、同紙の国家安全保障担当編集者ガイ・テイラー氏と会談した。写真提供:エレノア・カウフマン(ワシントン・タイムズ特別寄稿)。

造船業立て直し、海軍増強へ 中国への遅れ逆転する 米予算局長官

(2026年06月27日)
Netflixが公開したこの画像は、ドラマ「K-POPデーモンハンターズ」の一場面で、左からミラ、ルミ、ゾーイの3人のキャラクターが写っている。(Netflix提供、AP通信経由)

ハリウッド動画で少数派の参加減少 多様性に逆行-UCLA報告

(2026年06月26日)
米司法省次官補のハーミート・ディロン氏は、「各州は、ジェンダーイデオロギーの名の下に、アメリカ国民に宗教的信念を放棄することを要求できないことを認識すべきだ」と述べた。(AP通信/ホセ・ルイス・マガナ)

トランプ政権、カトリック修道会を支持 トランスジェンダー関連NY州法に異議

(2026年06月25日)
2021年2月3日、世界保健機関(WHO)のチームが中国湖北省武漢市の武漢ウイルス研究所を視察するために到着した後、警備員がジャーナリストたちを研究所から遠ざけている。(AP通信/ン・ハン・グアン撮影)

情報機関がコロナ流出説を隠蔽 国家情報長官が文書公開

(2026年06月23日)
MGMが公開した日付不明の画像には、映画『ドクトル・ジバゴ』の一場面に登場する俳優オマー・シャリフが写っている。(AP通信/MGM提供)

米国初の反共映画祭 10月、左翼ハリウッドに対抗

(2026年06月22日)
テキサス州ロングビュー出身のキャシー・フェインさんが、2026年5月17日(日)、ワシントンD.C.のナショナル・モールで行われた、主に保守的なキリスト教徒による米国建国250周年記念祈祷集会「リデディケイト250」で、国歌を歌いながらアメリカ国旗を掲げている。(AP通信/ジュリア・デマリー・ニキンソン)

盛り上がり欠く建国250周年 社会の分断象徴か

(2026年06月20日)
→その他のニュース