「愛国心、信仰取り戻す」建国250年で保守3著名人が児童書

(2026年3月28日)

ブレイブ・ブックスは2026年3月23日、建国250周年を記念して、保守派の指導者である(左から)ライリー・ゲインズ、ベン・カーソン、カーク・キャメロンによる児童書セット『アメリカ・ウィンス・バンドル』を発売した。このセットは、アメリカの建国と偉業を描いた物語を収録している。(ブレイブ・ブックス提供写真)

By Valerie Richardson – The Washington Times – Tuesday, March 24, 2026

 米国の建国250周年が目前に迫っている。カーク・キャメロン氏は、自国をけなすのをやめて祝うべき時ではないかと主張する。

 キリスト教徒俳優のキャメロン氏は今週、保守派の著名人ベン・カーソン、ライリー・ゲインズ両氏とともに、子供向け書籍を発表した。学界やメディア、大衆文化での反米的な言説に対抗し、子供たちに建国とその成果を教えることを目的としている。

 キャメロン氏は声明で「今、あらゆる方向から次世代に刷り込まれているメッセージがある。それは『米国は恥ずべき存在だ』というものだ。しかし、子供たちに伝えられていないことがある。この国は奴隷制度を廃止し、専制を打倒し、数百万人を解放し、世界を変える技術を生み出した国だということだ」と訴えた。

 さらに同氏は、「(米国の)統治の歴史は、かなり急進的な理念の上に築かれてきた。すなわち、権利は王から与えられるのではなく、神から与えられるという考え方だ。それを子供たちに知らせるべきだ」と述べた。

 「アメリカ・ウィンズ・バンドル(アメリカは勝つ)」(ブレイブ・ブックス)は、新たに出版されたイラスト付き児童書3冊のサイン本からなる。キャメロン氏の「ビルト・バイ・ザ・ブレイブ(勇気によって築かれた)」、カーソン氏の「ビルト・オン・フェイス(信仰の上に築かれた)」、ゲインズ氏の「1、2、3、ウィー・アー・フリー(1、2、3、私たちは自由だ!)』である。

 これは、保守系で信仰を重視する出版社ブレイブ・ブックスによる、「次世代に愛国心、信仰、信念を取り戻す」ための取り組みの一環であり、このような考え方が軽視されていることへの懸念を背景にまとめられた。

 同社は昨年6月のギャラップの調査を引用し、1996年以降に生まれたZ世代のうち、米国人であることを誇りに思うと答えたのはわずか41%にとどまったと指摘した。

 プレスリリースで「米国は今年250歳を迎える。本来なら祝うべき節目だが、子供たちの世代全体が、この国を恥ずべき存在として見るよう教えられている」と説明している。

 女子スポーツを巡る論争で知られるゲインズ氏は、昨年10月に第1子となる娘が誕生したことが執筆の動機になったと語った。

 「他の人はどう思うか知らないけれど、米国を嫌っている人たちが、私たちの子供にまで同じように嫌えと教え込むのには、もう心底うんざりしている。娘が生まれたばかりだけど、この国を恥じるようにだなんて、誰にも吹き込ませはしない。もちろん完璧ではないけれど、それでも、これまで作られた中で最高の統治形態がここにはある。守り抜く価値は、十分にあるはず」

 小児脳外科医として知られ、住宅都市開発長官も務めたカーソン氏は、反米的な教育が広がっており、こうした本が必要だと強調した。

 「建国について次世代に教えることは極めて重要だ。この国の歴史を真っ直ぐに見れば、醜い部分よりも良い部分の方がはるかに多く、恥じるよりも誇るべき点の方が多いと気付く。マルクス主義の手法は、歴史を書き換え歪めることで国家を変えることだ。歴史を知らなければ、それに対して無防備になる」

 テキサス州に拠点を置くブレイブ・ブックスは2021年に設立され、主に保守系の著名人が執筆した、聖書的価値観を強調する児童書を出版している。

 同社は2022~23年に、キャメロン氏と協力し、ドラッグクイーン(女装パフォーマー)による読み聞かせイベントを開催していた公立図書館で児童書の読み聞かせを行い、大勢の支持者と図書館側の反発を招いて注目を集めた。

 書籍のほか愛国的なおもちゃやパズル、記念品を含むこのセットは、177.60ドルと安くはないが、通常なら300ドル以上の価格になるとしている。

 ブレイブ・ブックスの創業者兼CEO、トレント・タルボット氏は「ベン・カーソン博士、カーク・キャメロン氏、ライリー・ゲインズ氏とともに建国250周年に向けて築いた今回の企画は、これまでで最も野心的で重要なプロジェクトだ。これは単なる本ではなく、運動であり、この3人の声こそが、この国を築いた勇気、信仰、信念を体現している」と述べた。

 米独立宣言採択の250周年は7月4日の土曜日に当たる。

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