9/11を忘れないために戦争状態を引きずる必要はない

FILE – In this Sept. 11, 2014, file photo, a woman places flowers in the inscribed names along the edge of the North Pool during memorial observances on the 13th anniversary of the Sept. 11, 2001 terror attacks on the World Trade Center in New York. The coronavirus pandemic has reshaped how the U.S. is observing the anniversary of 9/11. The terror attacks’ 19th anniversary will be marked Friday, Sept. 11, 2020, by dueling ceremonies at the Sept. 11 memorial plaza and a corner nearby in New York. (AP Photo/Justin Lane, Pool, File)
By THE WASHINGTON TIMES – – Thursday, September 10, 2020
ANALYSIS/OPINION:2001年9月11日を生き抜いた米国人なら、あの運命の日を決して忘れることはないであろう。しかし、イスラム主義者のテロ攻撃が引き起こした恐怖と苦しみは、米国が永遠に戦争状態を維持しなければならないということを意味しない。
トランプ大統領は、テロリストによる犠牲者のための報復を成し遂げ、その後の攻撃から米国を守ってきた軍隊の撤収をさらに進めようとしている。彼のやり方は正しい。しかし、だからと言って、彼の行動は、米国人がもう忘れようとしていることを意味しない。
トランプ氏は今週、イラクに駐留している米軍の半分近くを本国に戻すことを約束した。アフガニスタンからも同様の撤収計画が進められている。「われわれは、米国の新規の戦争を避けてきたし、そしてさらに、部隊を本国に戻すつもりである」と大統領は、火曜日にノースカロライナでの2020年大統領選の選挙集会で支持者に語った。「われわれは、このような遠方の地の全部から、彼らを連れ帰ろうと思っているのだ」とも。
「決して忘れない」という言葉は、やはり、米国人の心を、あの秋晴れの青空の日に連れ戻すことができる。・・・
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