2020年下院選、注目の10激戦区

(2020年1月13日)

Photo by: Andrew Harnik /

House Speaker Nancy Pelosi’s Democrats are playing both offense and defense after the 2018 blue wave that delivered them a House majority. (Associated Press)



By Gabriella Munoz – The Washington Times – Sunday, January 5, 2020

 2020年の下院の多数派をめぐる戦いは、ごく一部の激戦区にかかっていている。共和党は、民主党のペロシ下院議長から議長のポストを奪うために事実上、19議席に照準を合わせている。

 共和党は55の激戦区に集中、その中でも、トランプ大統領が2016年の大統領選で勝利した選挙区の31議席を重視している。

 一方のペロシ氏は、守りと攻撃の両面作戦を進めている。2018年に民主党が下院の多数派を獲得した「青い波」を拡大し、反トランプの傾向が強いと思われる都市部郊外の共和党の地盤を切り崩すことを目指している。

 クック・ポリティカル・リポートによると、少なくとも23の選挙区で接戦が予想され、そのうちの18選挙区は民主党、5選挙区は共和党が占めている。

 さらに共和党の3議員が引退することになっており、どの選挙区も民主党の地盤だ。ウィル・ハード(テキサス州)、ジョージ・ホールディング(ノースカロライナ州)、マーク・ウォーカー(ノースカロライナ州)議員が引退する。

 分析では今のところ、共和党が下院を奪還する可能性はほぼない。しかし、11月3日の選挙まで11カ月あり予断を許さない。以下に、今後、注視すべき10の重要選挙区を挙げる。

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 ミネソタ州最大の選挙区、第7選挙区選出議員は現在、・・・

(残り2050文字)

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