党派的闘争が動機の弾劾裁判
(2020年2月1日)
By THE WASHINGTON TIMES – – Monday, January 20, 2020
ANALYSIS/OPINION:
容赦ない敵対者らは、トランプ大統領を弾劾することに決めたが、作成された弾劾条項が裁かれるべく、上院に送付された。この時、彼らは、合衆国憲法と、米国人の良識の二つを土台に創られた司法制度に対する修復不可能な損傷へのドアを開くことになるのである。
合衆国憲法の最初の起草者らは「(殺人、強盗などの)大罪や不品行」を犯した場合に、大統領を排除する法手続きを設けていたのである。彼らは、現在進行中の第116回連邦議会のプロセスを認めることはないだろう。
ナンシー・ペロシ下院議長の指導の下、民主党員らは、トランプ大統領の大統領選勝利に歯ぎしりばかりしていることをやめて、党員らを大統領の大胆不敵な統治方式にストップをかけることへ方向転換をさせることにした。
最後の望みとして取り上げたのが、政敵、ジョー・バイデン(前副大統領)とその息子、ハンターの捜査を、ウクライナ側に要求したことに対して同意を得ようとした件や、米国の軍事支援供与とが絡んでいるとされる件など、トランプ大統領とウォロディミール・ゼレンスキー・ウクライナ大統領とが関係したとうわさされる汚職疑惑であった。
かくして、大統領追い出し作戦が、本格的に始められたのである。
権力の乱用と、連邦議会の妨害が訴因とされ、・・・
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