トランプ大統領の日程、接戦州重視の姿勢鮮明に
(2020年9月13日)
By Dave Boyer – The Washington Times – Thursday, September 3, 2020
トランプ米大統領は3日、ペンシルベニア州の空港の滑走路に5億ドルの連邦補助金を提供することに加え、5億ドル近くをウィスコンシン州の路上における暴動対応のために費やすことを決め、ノースカロライナ州にある町を第二次世界大戦の「遺産都市」に指定した。トランプ氏と民主党候補のジョー・バイデン前副大統領は、選挙活動を選挙戦を決定づける13の激戦州に集中させている。
現職の強みを生かすことに加えて、トランプ氏の選挙アドバイザーたちは、共和党全国大会後1週間の同氏の日程は、ほとんど大統領選で接戦が予想される場所への訪問で占められていると述べる。
戦いの大部分はミネソタとウィスコンシンなど中西部の州、ミシガン、オハイオ、ペンシルベニアなどのラストベルト州、それに加えニューハンプシャーとメインなど選挙人の比較的少ない州で行われる。
こうした激戦州に加え、フロリダ、ジョージア、ノースカロライナ、アリゾナ、アイオワ、ネバダ各州が大統領選に向けた最後の2か月間の焦点となる。
ペンシルベニア州では、トランプ氏は世論調査でバイデン氏との差を4ポイントまで縮めている。7月にはバイデン氏が二桁リードしていたが、トランプ氏が同州ラットローブに到着する2日前、トランプ政権はその空港が滑走路拡張を完成させるため520万ドルを支援すると発表した。
トランプ氏は、空港で行われた集会で支持者の聴衆に向かって 「偽の世論調査」がバイデン氏のリードを示していると述べた。
トランプ氏は「われわれは本当の数字を知っている。・・・
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