中国は世界的な権力闘争における賄賂と経済的恐喝のキャンペーンを強化
(2020年10月12日)
By Guy Taylor – The Washington Times – Sunday, October 4, 2020
中国は第二次世界大戦後に国際秩序を維持するために創設された機関への支配に国を挙げて取り組んでおり、しばしば賄賂と経済的恐喝を用いている。
中国による国連支配の拡大に対し、米国政府は恒久的な組織が戦略を策定し、実施することで対抗することが求められている。
専門家によると、中国は2017年以降、国連支配の取り組みを強化している。特に人権や貿易、デジタル通信、公衆衛生などの分野で国際法と国際基準を管理する国連機関で中国当局者が指導的地位を確保することに重点が置かれている。
これはかつての慣行からの著しい転換だ。中国は以前、安保理常任理事国として拒否権を乱用する程度で、外交的主導権を握ることには消極的だったからだ。
強硬な政策を提案することで知られる民主主義防衛財団の専門家は、トランプ大統領は過去3年間で、中国に対する米国の政策を一新させたが、多国間機関を支配下に置くための中国の攻勢は、それに相応する反撃を受けていないと指摘する。
「われわれは国家や社会を挙げた大国間競争の只中にいる。それを使命として取り組む上位の独立した機関がなければ、そうした競争に従事することはできないと前例が教えている」。エミリー・ドラブリュイエール上級研究員は、ワシントン・タイムズ紙との最近の電話インタビューで述べた。
議会は「大統領に直接報告し、国家安全保障会議など官僚組織から独立した機関」を創設し、資金を提供すべきだとドラブリュイエール氏は述べた。
同氏は、その機関は大きくてはいけないが、機敏で、政府全体の戦略計画を利用できるべきだと述べた。
先週の2つの議会報告は、・・・
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