バイデン大統領、ロシアとの対立の中で、ウクライナ支援を確認
(2021年4月14日)
By Seth McLaughlin – The Washington Times – Friday, April 2, 2021
バイデン米大統領は、ウクライナとロシアの関係が緊迫する中、同国のウォロディミル・ゼレンスキー大統領に支援を約束した。
ホワイトハウスによると、バイデン氏はゼレンスキー氏との2日の電話会談で「ドンバスとクリミアにおいてロシアの侵略に直面するウクライナの主権と領土保全に対する米国の揺るぎない支持を確認」した。
バイデン氏はまた、「われわれの共有する民主的価値観に基づき汚職問題に取り組み、人々に正義、安全、繁栄もたらす改革を実行するゼレンスキー大統領の計画を支援するための戦略的パートナーシップを活性化する約束」を表明した。
2020年の大統領選でバイデン氏は、トランプ前大統領や共和党から、副大統領時の対ウクライナ関係の扱いをめぐって激しい批判に直面した。
当時オバマ政権におけるウクライナ政策の責任者として、バイデン氏は汚職で告発されたヴィクトル・ショーキン検事総長の解任を求める圧力の一環として、同国への外国援助を差し控えると脅した。
トランプ氏らは、真の動機はバイデン氏の息子、ハンター氏が高報酬の役員を務めるエネルギー企業ブリズマ・グループへの調査を阻止するためであったと主張した。
トランプ氏はウクライナへの援助を止め、電話でゼレンスキー氏にバイデン氏とその息子について調査を求めた。
民主党はトランプ氏が再選の可能性を高めるために行動したと非難し、弾劾決議を行うに至った。