トランプ氏のミラー元上級顧問、バイデン政権との法廷掃討に組織立ち上げ
By Alex Swoyer – The Washington Times – Wednesday, April 7, 2021
トランプ前大統領の上級顧問だったスティーブン・ミラー氏は今週、保守派の法律グループを立ち上げた。
共和党政権の州の司法長官らと協力して、バイデン政権の政策と戦うためだ。
「アメリカ・ファースト・リーガル」は、トランプ氏と、マーク・メドウズ大統領首席補佐官のようなトランプ氏支持者らの支援を受けている。
メドーズ氏は「大統領がすることで、違法だと思うことは、どんなことでも必ず攻撃する」と述べた。
トランプ政権で移民政策を指揮していたミラー氏は、全米市民自由連合(ACLU)のようなリベラルな組織によって、トランプ政権の政策が法廷で差し止められるのを見てきた。自身が立ち上げた保守派組織で、バイデン政権に同じことをしようとしている。
ACLUは、4年間で400回、トランプ政権を訴え、移民と中絶に関する多くの政策を妨害してきた。
アメリカ・ファースト・リーガルは、新政権との法廷闘争をすでに開始している共和党政権の州の司法長官らと協力する。
十数件の複数の州にわたる訴訟がすでに、新大統領に対して起こされている。訴訟は、パイプライン「キーストーンXL」の建設中止、気候変動に関する大統領令、移民政策などに特に集中している。1兆9000億㌦の新型コロナウイルス経済対策に盛り込まれた、州の減税への障壁もその対象となっている。
トランプ氏は、忠実な顧問の取り組みを称えた。
「スティーブン・ミラー氏は、恐れを知らない、『米国第一』運動の強い信念の持ち主だ。気骨があり、誠実で、決してあきらめない。分かっていることだが、極左はとにかく何でも法廷に持ち込んだ。保守派と米国第一運動支持者らは、追いつき、形勢を逆転する必要がある。だからそこ、この重要な空白を埋めるために尽力しているミラー、メドーズ両氏を称えたい。法廷での一方的な敗北の期間は終わらせなければならず、米国第一を支持する愛国者ら全員がアメリカ・ファースト・リーガルを支持してくれることを望む」