バイデン政権、学生ローン免除申請サイトのテストを開始

(2022年10月20日)

ホワイトハウスのルーズベルトルームで、学生ローンの債務免除について話すジョー・バイデン大統領(2022年8月24日、ワシントン)。米議会予算局は、ジョー・バイデン大統領の学生ローン債務免除計画について、今後30年間で約4000億ドルの費用がかかると試算している。この試算は、バイデン大統領の計画にコスト面で反対している共和党議員からの要請に応えて月曜日に発表されたもの。(AP Photo/Evan Vucci, File)

By Brad Matthews – The Washington Times – Saturday, October 15, 2022

 バイデン政権は、14日夜からテスト期間として、学生ローンの免除申請手続きを開始した。免除申請サイトは今月末に正式に開設される。

 教育省の広報担当者はCNNに対し、「教育省は学生ローン免除サイトのベータテストを開始する。ベータテスト期間中、借り手は申請書を提出できるようになる」と述べた。

 テスト期間中に学生ローン免除を申請した人は、電子メールで確認書を受け取るが、ウェブサイトが正式に立ち上がるまで、申請書は処理されない。

 開始後、申請者は数週間以内に債務救済のための奨学金を受け取り始めることになる。

 テストの目的は、ウェブサイトのパフォーマンスを確認し、サイトを立ち上げる前に、運営側が問題点を解消するために実施される。

 テストの性質上、ベータ版ウェブサイトは100%利用できるわけではなく、政府は早期に申請するメリットはないとしている。

 教育省の広報担当者はCNNに対し、「このテスト期間によって、同省は実際の使用を通じてサイトのパフォーマンスを監視し、正式な申請開始に先立ってサイトをテストし、プロセスを改良し、正式な開始に先立って考えられるバグを明らかにすることができる」と述べた。

 2020年または2021年の所得が12万5000ドル未満の個人、所得が25万ドル未満の家庭は、政府の学生ローン免除を受ける資格がある。

 これらの借り手は、「連邦ペル・グラント(低所得者向け奨学金)受給者は最大2万ドル、非ペル・グラント受給者は最大1万ドルのローンの全額または一部免除」を受けることになる。

 債務救済は、2022年6月30日以前に借り入れたローンにのみ適用される。申請期間は2023年12月31日まで。

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