米国内


「1月6日」の国民感情をあおるな

(2022年1月12日)
 バイデン大統領とハリス副大統領、民主党議員らは、6日に米連邦議会議事堂で起きた1月6日暴動を直接体験した人々の話をよみがえらせるようなイベントを主催するなど、この日を「記念日」に仕立て上げようと計画している。浅はかな考えだ。なぜなら、9・11同時テロや真珠湾攻撃と違って、「1月6日」は、将来「恥辱の日」となるどころか、なるべき日でないからだ。
 当初から、民主党員や主要メディアは、議事堂での暴動を襲撃、あるいは、クーデターと描写し、1812年の英国軍によるワシントン焼き打ち事件に匹敵すると言いだしかねないありさまだった。彼らの話とは反対に、議会議事堂では、もっと重大な事件が起こっている。その中には、1954年の下院議場でのプ→続き

アンティファ暴徒の起訴取り下げ、警官に暴行

(2022年1月6日)
 連邦裁判所は、警察官への暴行で起訴されたポートランドのアンティファ暴徒に対する裁判を取り下げ、釈放した。30時間の社会奉仕活動を科せられた。
 オレゴン州ビーバートン出身の26歳のトランスジェンダー女性、エバ・ワーナーさんは、暴動を起こしたとして3回にわたってポートランド警察に逮捕された。複数の報道によると、いずれも保釈金なしで釈放されたという。 →続き

バイデン氏、トランプ氏より速いペースで判事指名

(2022年1月1日)
 バイデン大統領は、ドナルド・トランプ前大統領が連邦裁判所を保守派判事で埋め尽くしたよりも速いペースで、リベラル派の裁判官を指名しており、最高裁の判事増員計画を断念したことに不満を持つ進歩的な層をなだめようとしている。
 上院は今年、強い権限を持つ連邦控訴裁判所の11人の裁判官を含む、バイデン氏の判事候補者40人を承認した。2017年にトランプ氏が指名、上院で承認された判事は19人で、そのうち、控訴裁判事は12人だった。 →続き

ダーラム特別検察官:スティール文書の情報源の弁護人は利益相反

(2021年12月26日)
 ドナルド・トランプ前大統領に関するクリストファー・スティール文書の主要情報源を代理する法律事務所は、弁護士の1人がヒラリー・クリントン陣営で働いていたため、利害が対立する可能性がある。
 トランプ氏とロシアの共謀の捜査に着手した連邦捜査局(FBI)の行動を調査しているジョン・ダーラム特別検察官は、週末に提出した法廷資料で利益相反の可能性を指摘した。 →続き

人気ドラマ「ザ・チョーズン」、シーズン3撮影開始へ

(2021年12月25日)
 イエス・キリストの生涯を描いた人気ネット配信ドラマシリーズ「ザ・チョーズン」が、シーズン3製作のための資金集めを完了した。シリーズの立案者で製作総責任者のダラス・ジェンキンス氏が22日、ファンへのメールで明らかにした。 「シーズン3の資金集めが昨日完結した。感無量だ」
 「スタジオの出す高額の小切手に未来を委ねたりはしない。この無料のドラマのために資金提供してくれる皆に委ねたい」 →続き