米国内


法律顧問がウォーク文化に対抗する力を得る

(2022年10月29日)
 その人物は連邦最高裁の再編成に力を貸した。トランプ元大統領の下で裁判官の保守回帰を進めた原動力のレナード・レオ氏は、現在、「ウォーク」政治をめぐる広範囲の文化戦争に焦点を合わせ、それを成し遂げる現金の山に座っている。
 レオ氏の「マーブル・フリーダムトラスト」は、政治献金としては史上最高とされる寄付を受け取った。シカゴ在住の実業家バーレ・サイド氏から16億ドルを受けとったのだ。ニューヨークタイムズ紙が夏に第一報を流した時、リベラル活動家に衝撃波が走った一方、保守派はレオ氏と関係を作るための提案作りに余念がなかった。 →続き

保守勢力、選挙健全化で投票監視ボランティアを多数募る

(2022年10月27日)
 保守派の草の根ネットワークは、中間選挙の投票日の11月8日、全国の選挙区に配置できる数千人の投票監視員と投票係員を募っている。
 2020年のように選挙結果を信頼できなくなる事態を避けたいと、激戦十州に選挙健全化タスクフォースを組織し、ボランティアに投票法規・手順などを訓練した。 →続き

逮捕の反中絶キリスト教徒 司法省を非難

(2022年10月26日)
 先週、武装した連邦捜査局(FBI)捜査官によって逮捕された11人のプロライフ(中絶反対派)活動家のうちの1人の弁護士は14日、司法省がプロライフを標的とした最近のキャンペーンで「キリスト教徒を怯えさせ、威嚇」しようとしたと非難した。
 ポール・ボーン氏(55)は10月5日、テネシー州センタービルの農家で逮捕され、2021年3月にテネシー州マウントジュリエットの中絶施設の外で行われたプロライフのデモをめぐって、「診療所入口へのアクセスの自由(FACE)」法違反で起訴された。 →続き

バイデン政権、学生ローン免除申請サイトのテストを開始

(2022年10月20日)
 バイデン政権は、14日夜からテスト期間として、学生ローンの免除申請手続きを開始した。免除申請サイトは今月末に正式に開設される。
 教育省の広報担当者はCNNに対し、「教育省は学生ローン免除サイトのベータテストを開始する。ベータテスト期間中、借り手は申請書を提出できるようになる」と述べた。 →続き

お金をドブに捨てた!?コロナ下での学校援助はどこへ?

(2022年10月18日)
 政府はコロナ禍による学習ロスを緩和するため、数十億ドル規模の救済金を全国の学区に送ったが、全米の学生たちは学業の遅れに苦しんでいる-火曜日に公表された研究は報告している。それによると、連邦政府からの救済規模は不充分で、救済を最も必要とした学校が救済対象に入らなかったり、政策目的に適わなかったりしていた。
 米国教育研究協会の公表したところでは、全国の学校が主に遠隔学習に起因する学習ロスに対処するため7000億ドルを必要とするが、2020年と2021年の2年間で小・中学校緊急救援基金から約189億ドルを受け取っただけだと指摘した。 →続き

84歳女性に銃撃、中絶反対派が暴力の標的に

(2022年10月17日)
 人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた「ロー対ウェイド判決」が覆されてからの数カ月間、プロライフ(中絶反対)運動が標的になってきたが、ジョアン・ジェイコブソンさんの事件は比喩ではない。
 84歳のボランティアであるジェイコブソンさんは9月20日、彼女を「右翼の変人」と呼ぶ男に肩を撃たれた。ジェイコブソンさんは反中絶団体「ミシガン州生命の権利」の一員として、ロー対ウェイド判決を法律にする住民投票「提案3」への反対で戸別訪問をしていた。 →続き

有権者のネット行動もとに選挙戦

(2022年10月16日)
 選挙運動では、ネットフリックスで見た番組、読んだ本、食べたものなど、集められたあらゆるデータを基に、その有権者が今年の中間選挙で投票するかどうか、どの候補に献金するかが判断される。
 民主党系のデータ分析企業スターリング・データはワシントン・タイムズに、これまでの行動とは無関係に、今後民主党候補者に献金する可能性のある有権者を発見できるアルゴリズムを開発したと語った。 →続き