米国内


女性受刑者の安全より優先されるトランスジェンダーのプライバシー

(2022年3月21日)
 男性として生まれた受刑者が女性刑務所への移送を相次いで希望しているという衝撃的な報道を受け、ワシントン州の議員たちが立ち上がった。トランスジェンダーの受刑者に関する情報へのアクセスを封じ込めようとするためにだ。
 ワシントン州議会は先週、性別に関する記録の開示を禁止することで受刑者のプライバシーを保護する法案を可決した。女性受刑者の安全を憂慮する共和党や女性団体の反対を押し切り、法案はジェイ・インスリー知事(民主党)に送られた。 →続き

ジャクソン氏の最高裁判事指名に、中絶反対(プロライフ)派は警戒

(2022年3月19日)
 ケタンジ・ブラウン・ジャクソン判事が最高裁に承認される可能性があり、中絶反対(プロライフ)運動が鈍化するのではないかと保守派は警告している。
 中絶に関するジャクソン氏の記録はわずかしかないが、ワシントン連邦地裁にいた2018年に、一部の女性の生殖医療団体への資金援助を打ち切ろうとしたトランプ政権の措置に反対する判決を下している。 →続き

テキサスの二次性徴抑制ホルモンの投与問題

(2022年3月17日)
 テキサス州のアボット知事とパクストン司法長官は最近、二次性徴抑制ホルモンの子供への投与を犯罪とし、それを児童虐待の一形態とする法的見解を発表し、主流メディアの標的になっている。この発表は「子供とじかに接触するすべての職業の免許を有する専門家」は、「性別適合手術」を受けていると考えられる人たちを州当局に報告するよう求め、報告を怠った場合、刑事罰を受けるとしている。→続き

バイデン大統領の一般教書演説に配慮し、連邦議事堂がフェンスで閉ざされる

(2022年3月1日)
 フォックス・ニュースによると、当局はバイデン大統領の最初の一般教書演説に先立ち、米議会議事堂周辺でフェンスを再び設置するする計画だという。
 米連邦議事堂警察(USCP)は、マスクとワクチンの義務化に抗議するためワシントン市に向かうトラック運転手の準備をしていると、フォックスが報じた。 →続き

学校での「LGBT教育」禁止法案めぐりフロリダ州で激論

(2022年2月27日)
 米フロリダ州議会は22日、学校が幼い生徒たちに性的指向や性自認について教えることを禁止する法案をめぐり、感情的な議論を繰り広げた。
 反対派はこの法案を「ゲイと言うな」法案と呼び、LGBTの生徒にとって有益なジェンダーや性的アイデンティティーに関する議論を教室で行うのを抑え込むものだと主張している。 →続き