米国内


グーグル、人間を凌駕する万能AI開発へ

(2025年1月11日)
 「チャットGPT」で知られるオープンAIからIT大手グーグルに移った人工知能(AI)のトップ研究者が、世界全体をシミュレートする大規模モデルを構築するための新しいチームを組織しようとしている。
 ティム・ブルックス氏は昨年、オープンAIから、グーグルのAI部門「グーグル・ディープマインド」に移籍し、「汎用人工知能(AGI)」の開発に取り組んでいる。 →続き

政治ジョーク、依然右派が主要な標的に

(2025年1月9日)
 非営利団体「メディア・リサーチ・センター(MRC)」傘下の保守系メディア監視団体「ニュースバスターズ(Newsbusters.org)」によれば、主要ネットワークの深夜番組は依然としてリベラル寄りだという。
 ニュースアナリストのアレックス・クリスティ氏は、「2024年は深夜番組のコメディアンにとって忙しい年だった。MRCの調査によると、昨年1年間に深夜番組のコメディアンたちは合計1万3676件の政治ジョークを放ったが、そのうちの82%にあたる1万1226件は、政治的に右側の誰か、あるいは何かに向けられたものだった」と指摘した。 →続き

元日テロ、国境開放が一因か トランプ氏らがバイデン政権を非難

(2025年1月6日)
 ドナルド・トランプ次期大統領は以前から、バイデン政権が米国内でのイスラム主義者のテロから国を守るための対策を講じていないと警告してきたが、トランプ氏の支持者らは、ニューオーリンズとラスベガスで元日に起きたテロがその点を強く印象づけたと主張している。
 トランプ氏と支持者らは、「イスラム国」(IS)に感化されたテロリストによって歩行者14人が殺害されたのは、バイデン大統領の国境開放政策と弱いリーダーシップのせいだと非難した。さらに、バイデン政権が白人ナショナリストや宗教団体、教育委員会の会合で声を上げる親たちの調査に力を入れていると非難した。 →続き

トランス女子選手編入に慎重な大学 「潮目が変わった」指摘も

(2025年1月5日)
 民主党が強い州の大学でさえ、女子チームでトランスジェンダー選手をプレーさせることに慎重になっている。サディ・シュライナーさんは身をもってこれを体験した。
 全米大学体育協会(NCAA)ディビジョン3の大学女子陸上で短距離走者として活躍する生物学的男性のシュライナーさんは、今年ディビジョン1への編入を目指したが、ニューヨークのロチェスター工科大学でオールアメリカンの栄誉を2度獲得したにもかかわらず、拒否されたり、無視されたりした。 →続き

ディズニー・パリ五輪に「意識高すぎ」賞 過度の多様性を揶揄

(2025年1月1日)
 ディズニー、ハーバード大学、パリ五輪は、2024年の「ワースト・オブ・ザ・ウォーク(最悪のウォーク、意識高すぎ)」賞を受賞した。これは、企業や組織による「マスコミで大きく取り上げられた不埒で行き過ぎたウォーク(差別などの社会問題に過敏)な出来事」に対して贈られる、不名誉な賞だ。
 社会的な不寛容を監視する無党派の非営利団体「ニュー・トレランス・キャンペーン」によるこの賞は、今回で4回となり、ハーレーダビッドソン、コロンビア、スーパーボウルLVIIIも受賞した。 →続き

レーガンとトランプの勝利の類似点

(2024年12月31日)
 ロナルド・レーガン元大統領とドナルド・トランプ次期大統領の間には類似点がある。あるアナリストはそう考えている。
 政治スピーチライターであり、熟年米市民協会が発行するAMACニュースラインのコラムニストでもあるアンドリュー・シャーリー氏は、「暦が2025年に変わろうとしている今、国民は新しい年とそれがもたらすかもしれないあらゆる機会を心待ちにし始めている。1世代前のロナルド・レーガン大統領の地滑り的勝利のように、ドナルド・トランプ次期大統領の歴史的な政治的カムバックは、国民にとって希望の新時代の到来を告げるものだ。トランプ前政権以降初めて、この国は未来に対して楽観的になっているようだ」と強調した。 →続き