政治


下院共和党、エネルギー法案を可決へ

(2023年4月6日)
 下院共和党は、民主党議員の支持を得て、大規模なエネルギー法案を可決しようとしている。これによって、上院民主党とバイデン大統領に対する影響力は強まると共和党議員らは述べている。
 下院は30日に「エネルギーコスト低減法案」を可決する見込みだ。この法案はHR1と呼ばれ、長年共和党が優先してきた数十の項目を含む広範囲な法案で、化石燃料生産の促進や新規プロジェクトの迅速な承認により家庭のエネルギーコストを低減させることを目的としている。 →続き

保守的傾向強めるマンチン上院議員

(2023年3月28日)
 マンチン上院議員は、再選の意思を表明していないが、共和党が強いウェストバージニア州での民主党からの出馬を視野に、バイデン大統領と距離を置いているようだ。
 マンチン氏は、大統領の一連の指名に反対し、バイデン氏の規制政策を破壊しようとする共和党の取り組みを支援してきた。また、バイデン氏が作成にかかわり、党内一致で可決したインフレ抑制法(IRA)の実施をめぐって政権と激しい争いを繰り広げている。 →続き

共和党、大統領にFAA長官候補の取り下げ要請

(2023年3月21日)
 十数人の共和党議員が、バイデン大統領に対し、連邦航空局(FAA)の長官候補は「航空経験」に乏しいとして指名を撤回するよう要求している。
 14人の議員がバイデン氏に書簡を送り、候補者であるフィル・ワシントン氏はFAA長官には不適格だと主張した。操縦士のライセンスを持つ議員らは、連邦法がFAA長官に「航空に直接関係する分野での経験」を要求していることを指摘した。 →続き

YouTubeは2024年の大統領選挙に先立ち、トランプ禁止を解除

(2023年3月20日)
 YouTubeは、2021年1月6日の国会議事堂暴動の余波を受けて、同ビデオ・プラットフォーム(Googleが所有)がドナルド・トランプ前大統領に課したアカウント制限を解除した。
 「今日からドナルド・J・トランプのチャンネルは、もはや制限されなくなり、新しいコンテンツをアップロードする機能が復元される」、YouTubeのレスリー・ミラー副社長は金曜日の声明で述べた。「私たちは、現実世界の暴力による持続的なリスクを慎重に評価し、選挙に向けて有権者が国の主要候補者から均等に聴く機会を保持することの重要性とのバランスを取りました。」 →続き

下院委員会、バイデン家と中国ビジネス関連で回答を要求

(2023年3月18日)
 ハンター・バイデン氏の関係者が中国のエネルギー企業から300万ドルの電信送金を受け取った後、バイデン家のメンバー(複数)に一連の支払いがなされていたことに関連し、下院の調査官はこの関係者らに照準を定めている。
 下院監視説明責任委員会のジェームズ・カマー委員長は、バイデン氏が副大統領の任期を終えた数ヶ月後に、疑わしい支払いを受けた銀行記録を暴露したことに関して、ロブ・ウォーカー氏に筆記面接のため委員会出頭を要求している。 →続き

チャットGPTはリベラルに偏向、保守的な法案作成を拒否

(2023年3月10日)
 知能は人工だが、偏向は本物だ。
 対話型の人工知能(AI)「チャットGPT」が世界中の注目を集めている。チャットGPTにできないことはなさそうだ。ミネソタ州の法学部の教授らは、チャットGPTに試験を受けさせたところ、合格したことを明らかにしている。経営学部や医学部の試験にも合格している。ある議員は、先月、下院で行った演説をチャットGPTに書かせたという。 →続き

CPACのトランプ支持者:バイデンという災いが米国人の目を開く

(2023年3月7日)
 ドナルド・トランプ前大統領を熱心に支持する人々は、最近の選挙で苦戦したことを忘れ去って、2024年の未来に旅立とうとしている。なぜなら米国の有権者は良かった時期を思い出し、何を失ったかに気づき始めたからだという。
 トランプ氏の三度目の大統領選出馬は、そうした見方が広まるか、それとも「また、トランプか?」という図に堪えられない多数の有権者から、閉じこもろうとしているのか。 →続き