政治


バイデン時代への不信感

(2022年4月28日)
 バイデン大統領就任後、大統領職は地に落ち、支持率の低下はとどまるところを知らない。2022年の選挙が間近に迫っており、現代の米国人の不信感を招いた欠陥制度への信頼を取り戻すには時間切れになりそうである。
 バイデン氏の失政の歴史は長い。米国の新型コロナウイルスによる死亡の大部分、40年間で最も劇的なインフレの急上昇、14年間で最高値のガソリン、これまでで最高に国民からやる気を奪った事件とみられているアフガニスタンからの米軍の撤退などが、彼の監督下で起きた。 →続き

勢いづく共和党、大統領のお膝元でも上下両院の議席を確保?

(2022年4月26日)
 合衆国議会・上下両院の共和党は、11月の中間選挙で予測される共和党優勢の波が、2020年選挙でバイデン候補を支持した民主党の基盤までも飲み込む、と鼻息が荒い。
 その強気ムードを後押しするように、水曜日、二つの著名な選挙予想機関が、合衆国議会の16議席をめぐる選挙レースを共和党優勢に変更した。 →続き

議会を奪還すればバイデン大統領を「穏健」にする 共和党幹部が公約

(2022年4月16日)
 共和党のミッチ・マコネル上院院内総務は10日、共和党が11月に議会の多数派を取り戻したら、バイデン大統領に穏健で中道の政治を行わせると約束した。
 ケンタッキー州選出のマコネル氏は「FOXニュース・サンデー」で、民主党が2024年末までホワイトハウスを支配するため、共和党が来年、下院と上院で過半数を占めれば、現実的な道を進むことができると語った。 →続き

2024年はブティジェグ?バイデン大統領に取って代われるか

(2022年4月6日)
 運輸長官を務めて大統領になった人物は出ていないが、運が良ければピート・ブティジェグ氏によってジンクスが変わるかもしれない。
 大方の見方ではバイデン大統領が2期目を続投しなければ、カマラ・ハリス副大統領が2024年の大統領選挙で民主党候補に最適だ。しかしブティジェグ氏という選択肢が出てきた。 →続き

バイデン氏は若者の支持喪失 民主党議員が警告

(2022年3月31日)
 アレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員によると、若い有権者はバイデン大統領の2020年の大統領選勝利に尽力したにもかかわらず、過小評価されていると感じているという。
 ニューヨーク州選出の民主党議員、オカシオコルテス氏は、民主党は無党派層以外の人々への働きかけを重視し、民主党への支持が強い若者に焦点を当てなければならないと述べた。 →続き

民主党、国防生産法によるガソリン価格抑制を要求

(2022年3月25日)
 一部の民主党議員らは、バイデン大統領に対し、米国のガソリン価格を高騰させている世界的なエネルギー危機と戦うために、戦時行政権を発動するなど、国内エネルギー生産を促進する代替策をとるよう圧力を強めている。
 国防生産法(DPA)の発動は、異例ではあるが、前例がないわけではない。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大や戦争のような国家的緊急事態に備えるための措置であり、DPAの発動は、中間選挙を控え、記録的な高値のガソリン価格を抑制することが、政権にとって重大な課題としてのしかかっていることを示している。 →続き