国際


ウクライナ経由のロシア産燃料輸出、依然止まらず

(2022年4月24日)
 ロシアによる侵攻から2カ月近くがたち、ウクライナは、依然としてロシア原油に依存する西欧のために奮闘している。
 西側各国はロシアへのエネルギー依存を絶とうとしているが、ウクライナは依然、国内のパイプライン網を通じて欧州連合(EU)へのロシアの天然ガスの3分の1近くを供給しており、自国を危険にさらしながら、国内の設備を維持し、敵国経済を支援する結果となっている。 →続き

ウクライナ侵攻 北極圏にも余波

(2022年4月19日)
 ロシアのウクライナ侵攻の余波が北極にも及んでいる。ロシアの北極圏での軍備増強を受け近年、北大西洋条約機構(NATO)との間で緊張が高まっていたが、ウクライナ侵攻を受けて、北極圏8カ国から成る北極評議会も、ロシアの排除の検討を始めており、北極圏がロシアと欧米諸国との間の新たな火種となりそうだ。→続き

政権と共和党、ウクライナ戦争めぐり対立

(2022年4月15日)
 ウクライナ侵攻の幕引きをめぐる意見の違いが10日朝、鮮明になった。バイデン政権幹部は、ロシアとの交渉の場でのウクライナの立場を改善したいと主張し、議会共和党幹部は、米国はロシアの完全な敗北に貢献できると訴えた。
 ロシアとウクライナの紛争の次の段階へ米国内で意見が割れている中、ロシアは、首都キーウ占領でみじめな失敗を喫し、戦闘プランの見直しを進めている。ロシア軍は現在、ウクライナ東部、特にドンバス地域に対する大規模な攻撃の準備を進めている。 →続き

バイデンはブチャ虐殺を受けてプーチンを「戦争犯罪者」とみなす

(2022年4月13日)
 ウクライナでの民間人虐殺を示す残忍な画像が報じられたことを受け、バイデン米大統領は4日、戦争犯罪裁判を求め、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が「戦争犯罪人」であると改めて非難した。
 ウクライナの首都キーウの北西郊外のブチャで、遺体が散らばった集団墓地の画像が週末に現れた。写真には、手足を縛られた民間人の服を着た遺体、至近距離での銃創、拷問の証拠が写っていた。 →続き

ウクライナ空軍パイロット、装備ではロシアに不利

(2022年4月10日)
 ロシアによるウクライナ侵攻から1カ月余り。コールサイン「ジュース」を持つミグ29戦闘機パイロットは、操縦席に入る時、もう不安は感じないと話した。
 出撃のたびに、これが最後になるかもしれないと思い、装備で劣るウクライナ空軍には不利な戦いであることをジュースは認めた。 →続き

バイデン氏の空理空論

(2022年4月7日)
 バイデン大統領は先週末、欧州を訪問、自由な人々が、独裁者との世代間戦争に打ち勝つためにはどうしたらよいかについて演説した。
 残念ながら、バイデン氏や、彼の政権にとっては、演説は言葉の上だけのものだった。相互に絡み合ったエネルギーとロシアのウクライナ侵攻の問題へのバイデン氏や政権の対応は、両方の問題を悪化させ続けている。 →続き