キューバのデモ参加者の解放求め21カ国が署名

(2021年7月29日)

Anti-government protesters march in Havana, Cuba, Sunday, July 11, 2021. (AP Photo/Eliana Aponte, File)

By Tom Howell Jr. – The Washington Times – Monday, July 26, 2021

 米国ほか20カ国の外相は、キューバで共産主義政権や直面する窮状に対する抗議デモの参加者らが大量に逮捕、拘留されていると非難した。

 米国務省は、デモ参加者は解放されなければならず、インターネットや報道機関で情報を共有できるようにしなければならないと訴えた。

 共同声明は、「われわれはキューバ政府に対し、国民に法的に保証された権利と自由を尊重し、逮捕や拘留の恐れをなくすよう求める。われわれはキューバ政府に対し、平和的抗議の権利を行使したために拘束された人々を釈放するよう求める。報道の自由と、経済と社会の発展を可能にするインターネットアクセスの完全な回復を求める。キューバ政府に、キューバ国民の声と要求に耳を傾けるよう求める」としている。

 抗議声明に参加したのは、オーストリア、ブラジル、コロンビア、クロアチア、キプロス、チェコ、エクアドル、エストニア、グアテマラ、ギリシャ、ホンジュラス、イスラエル、ラトビア、リトアニア、コソボ、モンテネグロ、北マケドニア、ポーランド、韓国、ウクライナの閣僚ら。

 キューバのデモ参加者は、新型コロナウイルスの大流行の中で困難に直面しており、「リベルタード」(スペイン語で自由)と叫び、ミゲル・ディアスカネル大統領の退陣を求めた。

 過去数十年で最大規模の街頭デモ行進は、抑圧的な政府による弾圧を引き起こし、海外でも懸念されている。

 キューバ人の中には、バイデン政権はもっと具体的な支援をすべきだと言う人もいる。ホワイトハウスは、共産主義政府を利することなく、支援を行う方法を模索していると述べている。

 東京オリンピックからホワイトハウスに戻ってきたジル・バイデン大統領夫人の車列は、ナショナルモールで「キューバの政権と交渉するな」と訴えるデモ隊とすれ違った。

 議会共和党は、27日にワシントンで行われるデモで、キューバ問題の重要性を訴える。これは、1月6日の連邦議会襲撃を調査する委員会の最初の公聴会に対抗する意味合いもある。

トランプ関税と農産物価格の下落で農家苦境

(2025年09月11日)

教育長官が火消し トランプ氏「中国人留学生受け入れ拡大」発言に支持者反発

(2025年09月09日)

若い保守派が台頭 Z世代の左派離れ

(2025年09月03日)

情報当局者が犯罪共謀へのメディアの関与を示唆

(2025年09月01日)

「無防備な子供を殺したい」トランスジェンダーが教会学校銃撃

(2025年08月31日)

トランプ政権、性教育教材からジェンダーイデオロギー排除指示 助成金停止も

(2025年08月30日)

生物学的男性が女子スポーツ参加 地図で示し保護者に警告

(2025年08月29日)

国民であることの意味教える教育を

(2025年08月27日)

AIブームとトランプ関税で就職難にあえぐ新卒

(2025年08月25日)

トランプ氏、スミソニアン博物館の「ウォーク」標的

(2025年08月24日)
→その他のニュース