米宗教団体 3割が20年以内に消滅

(2021年10月18日)

COVID-19の影響で全米の学校や教会が閉鎖される中、希望を促すミシガン州セントジョセフのセントジョセフ・カトリック教会の看板。2020年3月30日(月)撮影(Don Campbell/The Herald-Palladium via AP)

By Sean Salai – The Washington Times – Friday, October 15, 2021

 米国の宗教団体の30%は、今後20年内に消滅するという予測が公表された。

 ハートフォード宗教研究所が、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教など一神教の80宗派の1万5278の教会、礼拝所などで信徒らを対象に調査を行った。それによると、新型コロナウイルスが大流行した2020年、大規模な団体は成長を続けた一方で、小規模な団体は縮小。規模でトップ10に入る団体に、毎週の礼拝など宗教行事参加者の70%が集中していた。

 調査を行ったスコット・サマ所長は、小規模な団体で高齢化が急速に進んでいると指摘、「劇的な変化が起きて若者が集まるようにならなければ、30%は20年以内に消滅する」という予測を明らかにした。

 さらに、感染拡大によってボランティア活動や対面での礼拝などができなくなったことも、小規模な団体の「生き残り」を困難にしているという。

 サマ氏は「教会はますます小さくなっている。平均的な教会の信徒数は65人。この規模では、専従の聖職者を維持することは経済的に難しく、地域社会にも影響を及ぼせない」と指摘した。

 調査は3年から5年間隔で、信徒に対するアンケート方式で実施された。

国防総省、保守メディアにワークスペース割り当て NYタイムズなどは退去

(2025年02月03日)

パナマ運河は中国の侵略に対して「脆弱」 米国は先制可能

(2025年02月02日)

トランプ氏勝利がスポーツ界にも波紋 保守系メディア「アウトキック」

(2025年01月30日)

「オハイオ」はダサい? TikTokが増幅する若者言葉

(2025年01月29日)

グラム議員、議会襲撃恩赦は「誤ったシグナル」

(2025年01月28日)

トランプ政権、学校から「性的図書」撤去開始 前政権から転換

(2025年01月27日)

「言葉ではなく行動」トランプ氏が復帰

(2025年01月26日)

大統領就任式、首都に押し寄せた「トランプ連合」

(2025年01月23日)

トランプ大統領就任式に中国副主席 副大統領、マスク氏らと会談

(2025年01月22日)

不正受給撲滅で赤字軽減へ

(2025年01月21日)
→その他のニュース