報道官、バイデン氏の発言で後始末に奔走
(2021年10月29日)

2021年10月22日(金)、ワシントンのホワイトハウスで行われたプレスブリーフィングで発言するホワイトハウスのジェン・プサキ報道官。(AP Photo/Evan Vucci)
ジェン・サキ大統領報道官は、22日の記者会見で、前夜に行われたCNNの対話集会でのバイデン大統領の失言に関する説明に追われた。
サキ氏は、バイデン氏がサプライチェーン(供給網)の危機を解決するために州兵を使うと言ったことを撤回し、そのような方法は検討すらしていないと述べた。
また、台湾防衛に関する米国の立場が誇張されていたと主張、メキシコとの国境に行ったことがあるという発言について説明した。
対話集会でバイデン氏は、経済を混乱させ、店舗の棚が空っぽになっているサプライチェーンの問題を緩和するために、州兵を派遣すると述べた。
また、部隊を派遣し、トラックを運転させることを検討するかと聞かれ、「トラック運転手の数を増やすことができなければ、そうだ」と答え、州兵を招集する「タイムテーブル」を用意していると述べた。
サキ氏は記者団に対し、州兵の派遣は検討していないと述べた。
サキ氏は、大統領は連邦政府として州兵を招集できるが、通常は州知事の要請に基づいて招集されると指摘したうえで、サプライチェーンの障害を解消するために州兵を使う計画はないと述べた。
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