議会襲撃5年 ホワイトハウスが民主党非難のサイト公開

(2026年1月10日)

2021年1月6日、ワシントンで開催された集会で演説するために到着したドナルド・トランプ大統領(AP Photo/Jacquelyn Martin, File)

By Jeff Mordock – The Washington Times – Tuesday, January 6, 2026

 2021年1月6日に起きた米連邦議会議事堂襲撃事件から5年の節目に当たりホワイトハウスは、民主党が事件の物語を書き換え、「無実の」米国民を標的にしてきたと非難する特設ウェブサイトを立ち上げた。

 サイトのトップには、カリフォルニア州選出の民主党下院議員、ナンシー・ペロシ氏の写真が大きく掲げられている。その下には、下院の1月6日特別委員会のメンバーである、同じくカリフォルニア州選出の民主党議員アダム・シフ氏、メリーランド州選出の民主党議員ジェイミー・ラスキン氏、そして当時ワイオミング州選出の共和党議員だったリズ・チェイニー氏の写真が並ぶ。

 「民主党は1月6日以降、巧妙に現実を反転させ、平和的で愛国的な抗議者たちを『反乱分子』と決め付け、武装蜂起や政府転覆の意図を示す証拠が存在しないにもかかわらず、この出来事をトランプによって画策された暴力的なクーデター未遂として描いた」とサイトには記されている。

 さらに「実際には、不正にまみれた選挙を認定し、広範な不正の兆候を無視し、連邦機関を武器化して異論を封じた民主党こそが真の反乱を演出したのである。ペロシ自身の警備上の失策が混乱を招き、それを利用して権力を掌握・強化した。この偽りの物語によって、彼らは無実の米国民を迫害し、反対意見を封じ、自らの民主主義破壊への関与から目を逸らさせた」と続いている。

 サイトには、昨年公開されたペロシ氏の動画も掲載されている。映像の中でペロシ氏は首席補佐官と話し、州兵を議事堂に配備していなかったことについて自らを責めている。

 ペロシ氏は「現場で起きていることに責任を持っていなかった…持つべきだった。なぜ最初から州兵がいなかったのか。もっと備えておくべきだった。その点については私に責任がある」と語っている。

 この映像は、ペロシ氏の娘であるアレクサンドラ・ペロシ氏がHBOのドキュメンタリー用に撮影したものだが、最終的には作品からカットされ、下院共和党が公開するまで未放映だった。

 6日に行われた下院共和党議員の非公式会合で演説したトランプ氏は、暴力の責任はペロシ氏にあると断じ、彼女が州兵の受け入れを拒否したと主張した。

 トランプ氏は「ナンシー・ペロシに1万人の兵士、州兵が提案されていたことを、彼らは決して報じなかった」と述べた。

 さらに、ペロシ氏の口調を真似て「いらない。私は望んでいない」と発言した。

 ペロシ氏の報道官は、大統領およびサイトに掲載された動画は彼女の発言を歪めていると反論した。

 報道官は「数多くの独立系ファクトチェッカーが繰り返し確認しているように、ペロシ下院議長が1月6日に暴動を自作自演した事実など存在しない。恣意的に切り取られ、文脈を無視した映像では、下院議長が議事堂複合施設の警備責任者ではないという事実は変わらない。1月6日であろうと、それ以外の日であろうと同じだ。死者を出した反乱を正当化しようとする継続的な試みは、恥ずべきで、非愛国的で、哀れである」と声明で述べた。

 トランプ氏はまた、メディアも批判し、当日の自身の発言が歪めて伝えられたと主張した。1月6日の演説では、支持者に対し「平和的かつ愛国的に」行進するよう呼びかけたと強調した。

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