ビル・ガーツ
ポーランド 米に対戦車ミサイルの供与要請
(2022年2月19日)
ポーランド軍が今月初めに、ウクライナ支援のため、米陸軍の対戦車誘導ミサイル「ジャベリン」を至急、提供するよう米政府に要請していたことがワシントン・タイムズが入手した文書から明らかになった。ところが、米陸軍内の手続きの遅れで今のところ供与されたのは一部にとどまっている。
ポーランド武器調達局のアルツール・クプテル局長は3日、ワルシャワの米大使館防衛協力局のスコット・ウォリス局長への書簡で1000発のジャベリン引き渡しを要請した。クプテル氏は書簡で「至急、必要」であることを強調、第三者への提供の許可を国防総省に求めている。「ウクライナ陸軍への移転」のためだ。 →続き
ポーランド武器調達局のアルツール・クプテル局長は3日、ワルシャワの米大使館防衛協力局のスコット・ウォリス局長への書簡で1000発のジャベリン引き渡しを要請した。クプテル氏は書簡で「至急、必要」であることを強調、第三者への提供の許可を国防総省に求めている。「ウクライナ陸軍への移転」のためだ。 →続き
コロナ発生を警告 中国人医師死去2年
(2022年2月12日)
2019年末に新型コロナウイルスの感染をいち早く警告した中国人医師、李文亮氏が死亡し、7日で2年を迎えた。李氏は当時、インターネットを通じて、初めて新型コロナの危険性を訴えた。中国当局によって、訴えは間違いだったと宣言させられたが、感染者らの治療中に自らも感染し、20年2月7日に死亡した。
李氏は、湖北省の武漢中央病院の眼科医で、18年前に発生した重症急性呼吸器症候群(SARS)に似た致死性の高い感染症の発生を最初に警告。19年12月30日に中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」に「SARSの(7件の)症例が華南海鮮市場で見つかり、救急科に隔離されている」と投稿した。 →続き
李氏は、湖北省の武漢中央病院の眼科医で、18年前に発生した重症急性呼吸器症候群(SARS)に似た致死性の高い感染症の発生を最初に警告。19年12月30日に中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」に「SARSの(7件の)症例が華南海鮮市場で見つかり、救急科に隔離されている」と投稿した。 →続き
習氏の中国「再共産化」に暗雲、金融・不動産危機など問題山積
(2022年2月11日)
中国の習近平国家主席は就任後、経済改革を推進してきたが、中国共産党内からの反発もあり、思うように進んでいない。富裕層への締め付け強化、エネルギー危機、不動産危機など課題は山積、習氏の「再共産主義化」の夢を脅かしている。
中国は、1980年代から市場経済化と技術革新を推進し、米国と競合する経済大国へとのし上がってきた。しかし、習氏は2013年の国家主席就任後、政権内の汚職撲滅などによる権力固めを進める一方で、それ以前の改革・開放路線からの転換を図ってきた。 →続き
中国は、1980年代から市場経済化と技術革新を推進し、米国と競合する経済大国へとのし上がってきた。しかし、習氏は2013年の国家主席就任後、政権内の汚職撲滅などによる権力固めを進める一方で、それ以前の改革・開放路線からの転換を図ってきた。 →続き
中国の脅威 なお高度に FBI長官「非常に攻撃的」
(2022年2月3日)
海外活動家拉致も深刻
米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は、中国の情報機関と連携するハッカーらが、米国の技術を盗み出すためにかつてない規模の情報活動を行っていると指摘、冷戦時のソ連とFBIの戦いを引き合いに出しながら、中国との新たな衝突が起きているとの見方を示した。 →続き
米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は、中国の情報機関と連携するハッカーらが、米国の技術を盗み出すためにかつてない規模の情報活動を行っていると指摘、冷戦時のソ連とFBIの戦いを引き合いに出しながら、中国との新たな衝突が起きているとの見方を示した。 →続き
米、インフラの警戒強化呼び掛け ウクライナへのサイバー攻撃受け
(2022年1月20日)
米政府は、ウクライナへのサイバー攻撃を受けて、米国内のインフラネットワークのセキュリティーを直ちに強化するよう呼び掛けた。
国土安保省サイバー・インフラ安全局(CISA)は18日、電力、金融、通信など重要インフラのネットワーク管理者に向けた声明で、「国内の全機関は、サイバー攻撃の脅威にさらされている。重要施設が破壊され、公共の安全に影響を及ぼす可能性がある」と、警戒の強化へ直ちに行動するようを求めた。 →続き
国土安保省サイバー・インフラ安全局(CISA)は18日、電力、金融、通信など重要インフラのネットワーク管理者に向けた声明で、「国内の全機関は、サイバー攻撃の脅威にさらされている。重要施設が破壊され、公共の安全に影響を及ぼす可能性がある」と、警戒の強化へ直ちに行動するようを求めた。 →続き
「コロナは武漢で作られた」米非営利組織が計画主導 米軍研究者
(2022年1月15日)
米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)の研究員だった海兵隊将校が昨年8月に作成した文書で、新型コロナウイルスは中国・武漢ウイルス研究所で行われていたワクチン研究の一環で作られたとの結論を出していたことが分かった。保守系調査報道団体「プロジェクト・ベリタス」が入手した文書から明らかになった。
それによると、ジョセフ・マーフィー少佐は昨年8月13日に国防総省監察官に提出した文書で、新型コロナを分析した結果、米非営利団体エコヘルス・アライアンスと国立衛生研究所(NIH)、武漢ウイルス研究所が問題視されている機能獲得研究で新型コロナを作り出したと結論付けている。 →続き
それによると、ジョセフ・マーフィー少佐は昨年8月13日に国防総省監察官に提出した文書で、新型コロナを分析した結果、米非営利団体エコヘルス・アライアンスと国立衛生研究所(NIH)、武漢ウイルス研究所が問題視されている機能獲得研究で新型コロナを作り出したと結論付けている。 →続き
中国、カザフに派兵の用意 上海協力機構が支援を表明
(2022年1月12日)
中国が主導する上海協力機構(SCO)は、反政府デモが発生したカザフスタンへの介入の用意があることを表明、ロシアに続いて中国がカザフに派兵する可能性が指摘されている。
ロシアのタス通信によるとSCOは「要請があれば」カザフを支援すると表明。情勢が安定化しなければ、中国からの派兵の可能性もあることを示唆した。中露など8カ国からなるSCOにはカザフも加盟している。 →続き
ロシアのタス通信によるとSCOは「要請があれば」カザフを支援すると表明。情勢が安定化しなければ、中国からの派兵の可能性もあることを示唆した。中露など8カ国からなるSCOにはカザフも加盟している。 →続き