ビル・ガーツ
米国防総省の「対中アプリ」は融和政策の表れ
(2021年12月26日)
米国防総省のインド太平洋軍司令部が最近、同地域での米国の活動に対する中国軍の怒りを監視し、緊張を緩和することを狙ったアプリケーションソフトを開発した。
専門家からは、このアプリは米国が対中融和政策に戻る表れだとの警告が出ている。中国共産党指導部は、米国の政策決定者たちを操るために、中国を怒らせることへの恐れを利用してきたからだ。 →続き
専門家からは、このアプリは米国が対中融和政策に戻る表れだとの警告が出ている。中国共産党指導部は、米国の政策決定者たちを操るために、中国を怒らせることへの恐れを利用してきたからだ。 →続き
米国防権限法案、エコヘルスへ資金提供を禁止 中国・武漢ウイルス研と協力
(2021年12月17日)
米国防予算の大枠を定める国防権限法案に、ニューヨークを拠点とする非政府組織(NGO)エコヘルス・アライアンスの中国での活動に対する国防総省の資金提供を禁止する条項が含まれていることが明らかになった。エコヘルスは、コウモリから採取したコロナウイルスの研究をめぐって中国の武漢ウイルス研究所(WIV)と密接に協力していたことで知られている。→続き
中国 生物学者装いコロナ情報操作、FBが偽アカウント削除
(2021年12月10日)
米フェイスブック(FB)は、中国政府関係者らが、架空の生物学者の偽アカウントを使って、新型コロナウイルスの発生源は武漢ウイルス研究所ではないという主張を世界に拡散するための情報操作を行っていたとする調査結果を公表した。→続き
国防長官「地域の緊張高める」中国の極超音速兵器、新たな脅威へ対応迫られる
(2021年12月6日)
オースティン米国防長官は、中国が7、8月に極超音速兵器の試験発射を実施したことについて、「地域の緊張を高める」と懸念を表明した。中国はすでに極超音速中距離弾道ミサイル「東風17」を配備したことが伝えられており、米国は、軍備増強を進める中国の新たな脅威への対応を迫られている。→続き
台湾侵略の準備完了、米議会委員会の報告書 前例なき中国の核兵力で高まる威嚇
(2021年11月23日)
米議会の中国関連の委員会が発表した最新年次報告書によると、中国軍はすでに台湾への全面侵攻が可能な状態であり、民主的な台湾を攻撃する目的で、人民解放軍は新型ミサイルと水力両用艦船を追加している。
米・中国経済・安保検証委員会の報告書は、中国と台湾の対立を不安定にしている理由の一つが、中国の攻撃を抑止する米軍の能力が「危険なほど不透明」な状態にあるためだ、と結論付けている。 →続き
米・中国経済・安保検証委員会の報告書は、中国と台湾の対立を不安定にしている理由の一つが、中国の攻撃を抑止する米軍の能力が「危険なほど不透明」な状態にあるためだ、と結論付けている。 →続き
中露、米弱体化へコロナ偽情報を悪用-シンクタンク報告書
(2021年11月20日)
シンクタンク、ランド研究所が15日に発表した報告書によると、中国とロシアは、米国を弱体化させ、世界中で中国とロシアが描いたシナリオを推進する目的で、新型コロナウイルスパンデミック(世界的大流行)に関する偽情報を広めたという。
報告書によると、偽情報は「立証された真実」をめぐる激しい論争を招いた。報告書はこれを「真実の崩壊」と呼んでいる。それによって、一般に事実や分析とされていることへの疑念が深まった。 →続き
報告書によると、偽情報は「立証された真実」をめぐる激しい論争を招いた。報告書はこれを「真実の崩壊」と呼んでいる。それによって、一般に事実や分析とされていることへの疑念が深まった。 →続き
中国の「要求リスト」拒否、バイデン米政権の強硬姿勢は変わらず
(2021年11月17日)
中国政府が、米国との関係改善の前提条件として、二つのリストをバイデン政権に提出していたが、バイデン政権がこれを拒否していたことが明らかになった。米国の対中強硬姿勢の軟化を期待したものだが、空振りに終わった格好だ。
このリストは、シャーマン国務副長官が7月26日に中国・天津で中国当局者らと会談した際に渡された。リストには、関係改善前に正すべき米国の16の「誤った」政策と10の「懸念」が記されている。 →続き
このリストは、シャーマン国務副長官が7月26日に中国・天津で中国当局者らと会談した際に渡された。リストには、関係改善前に正すべき米国の16の「誤った」政策と10の「懸念」が記されている。 →続き