社説


共和党員である場合だけ犯罪

(2024年3月15日)
 ロバート・ハー元特別検察官は12日、バイデン大統領の疑いを晴らすことを拒否した。下院司法委員会の民主党議員たちは、機密文書の不適切な取り扱いについて大統領を起訴しないという決定を、法的に無罪放免であると解釈しようと必死だったが、それは無駄であった。
 「私の報告書には無罪放免という言葉は出てこないし、それは私の結論でもない」とハー氏は反論した。 →続き

最高裁が地方裁判官の法的反乱を鎮圧

(2024年3月10日)
 バイデン大統領が自動的に再選されることを計画していた民主党のストラテジストたちにとっては悪いニュースだ。4日に連邦最高裁判所の9人の判事全員が、州裁判所がどの連邦政府の候補者が投票用紙に記載されるべきか選択する権限があるという考えを否定した。
 これは、ドナルド・トランプ前大統領に対する左派の「法的闘争」の大前提であった。彼らの陰謀は、1月6日の連邦議事堂での制御不能となった抗議行動を「反乱」と偽り、最終的には憲法修正第14条第3項(反乱条項)を適用してトランプ氏を失格させようとする組織的な計画によって始まった。 →続き

「民主主義を擁護」しつつ、トランプ氏の勝利を否定する民主党の計画

(2024年2月23日)
 一部の民主党員は、2024年の大統領選挙が自分たちの思い通りの結果にならなかった場合、その結果を覆す計画を練っている。先月首都ワシントンで開催された「クーデター阻止2025」集会で、マーカス・バチェラー氏は聴衆に次のように語った。「クーデターは投票によって行われることがある。クーデターは、一見民主的なプロセスによって行われることがある」
 左翼活動家グループ「ピープル・フォー・ザ・アメリカン・ウェイ」の全国政治責任者で、ワシントン市元教育委員のバチェラー氏がこう語ったのは、その敵対者たちについてだ。しかし、よくありがちなように、同氏の言葉は、左派が「民主主義を守る」と称してドナルド・トランプ前大統領の勝利を認めないという彼ら→続き

特別検察官報告書で浮き彫りになった司法省のダブルスタンダード

(2024年2月17日)
 ロバート・ハー特別検察官による8日の報告を受けて、民主党は大慌てだ。メリック・ガーランド司法長官は、デラウェア州にあるバイデン大統領の自宅ガレージで愛車コルベットの近くに無造作に詰め込まれた機密文書の山が発見された後、今回388ページの報告書を作成したハー氏をしぶしぶ特別検察官に任命していた。
 わが国の歴代大統領たちの多くは、就任時の記念品として機密の書簡を保管してきたが、それが問題になることはなかった。少なくとも、バイデン政権下の司法省が一般的な慣習を犯罪に変えることを決定するまではそうではなかった。ただし、それはドナルド・トランプ前大統領に対してのみ適用された。 →続き

ブリンケン国務長官の中東構想は夢物語

(2024年1月27日)
 先週スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムの年次総会で、中東問題を担うブリンケン国務長官は、この問題を抱える地域についてバラ色の評価を示した。
 「中東、より大きな中東には、これまでなかったような地域化の大きな機会がある」。ブリンケン氏は壇上のインタビューで、こう述べた。「課題はそれを実現すること」であり、 「パレスチナ国家への道筋」が重要な条件だとした。 →続き

ジャック・スミス特別検察官の大いなる「反乱」の嘘

(2024年1月3日)
 ドナルド・トランプ前大統領の弁護団は、昨年末の休暇を返上し、11月の大統領選前に顧客を刑務所に入れまいと奔走した。ジャック・スミス特別検察官は、2020年の選挙結果にあえて疑義を呈したトランプ氏を罰することを求める裁判で、先週提出した書類により、弁護団と検察側双方の祝祭を台無しにした。
 特にスミス氏は、野心的で党派的な検察官が、バラク・オバマ元大統領が任命した裁判官に、トランプ氏が公判で自分に対する容疑について質問することを禁止するよう求めている訴訟で、「党派的な政治攻撃と無関係で偏見に満ちた問題」を持ち込もうとしているとして、トランプ氏を非難した。 →続き