社説
厳しい非難を受ける支出依存症
(2023年2月8日)
依存症は恐ろしいものであり、これにかかった者は、助け手なしには止めることができない破壊的な行動様式に閉じ込めてられてしまう。強迫観念にとらわれたかのように支出に頼るようになることも、非常に困った依存症の一つであり、その中毒になった人や、愛する人たちを貧困に陥れる。「米国債務時計」を一目見ただけで、バイデン大統領とその仲間の民主党議員をわなに陥れ、ひそかに進行した支出の乱脈ぶりがはっきり分かる。米国民は、国家財政の将来のさらなる破壊から自らを守ろうとする気の進まない仕事に直面しているのだ。
今月初めに国の債務が、その上限である31兆4000億ドルに到達したために、債務上限の引き上げを巡って、ワシントンは政治的混乱に陥っており→続き
今月初めに国の債務が、その上限である31兆4000億ドルに到達したために、債務上限の引き上げを巡って、ワシントンは政治的混乱に陥っており→続き
バイデン氏の機密文書の不始末
(2023年2月1日)
それが、また起きた。バイデン大統領の自宅から、さらに六つの機密文書が発見されたのだ。明らかな資料の盗難が度重なるにつれ、バイデン氏のホワイトハウスと司法省が、密かに手を組んで対処しているというニュースが浮上している。米国民は、バイデン氏が、政府の秘密事項をいじくり回し、部下がそれを隠そうとしたことについて、十分な説明を受ける資格がある。
大統領が、おかしなことに、デラウェア州レホボスビーチにある彼の夏の別荘で、冬の週末を過ごす中、法執行官は、金曜日にウィルミントンにある彼の家を捜索した。同じく、それ以前の何回かの捜索でも、捜査官は新たに機密文書を発見したが――今回は半ダースもあった。 →続き
大統領が、おかしなことに、デラウェア州レホボスビーチにある彼の夏の別荘で、冬の週末を過ごす中、法執行官は、金曜日にウィルミントンにある彼の家を捜索した。同じく、それ以前の何回かの捜索でも、捜査官は新たに機密文書を発見したが――今回は半ダースもあった。 →続き
バイデン政権下の無防備な国境
(2023年1月26日)
バイデン大統領は、治安が悪化して危機的状態に陥っている国の責任者である。バイデン氏は、敵から国を守る責務を負う米軍の価値を見事に低下させる一方で、米国国境への無秩序な侵入を防止するための方策を片っ端からつぶした。大統領が、国の根幹を成す部分をいじくり回しているうちに、米国民がこれほど無防備な状態に置かれたことは、ほとんどない。
米軍は、政治的駆け引きとは無関係であるべきだ。また、バイデン政権下では、「ウォーク(社会正義への意識が高いとされる)政治」がさまざまな階層に浸透している。ワシントンに本部を置く保守系シンクタンク、ヘリテージ財団が実施した最新の世論調査によると、現役軍人の68%が、軍の政治化を目の当たりにしたことがあ→続き
米軍は、政治的駆け引きとは無関係であるべきだ。また、バイデン政権下では、「ウォーク(社会正義への意識が高いとされる)政治」がさまざまな階層に浸透している。ワシントンに本部を置く保守系シンクタンク、ヘリテージ財団が実施した最新の世論調査によると、現役軍人の68%が、軍の政治化を目の当たりにしたことがあ→続き
「ゼロ炭素政策」とガスレンジ
(2023年1月19日)
お節介焼きのバイデン大統領は、台所の料理に関連するあらゆることが気に入らないようだ。ガス関連の汚染物質が呼吸器系に問題を引き起こす可能性があることを示唆した研究に基づいて、天然ガスを使って、直火焼きしたり、焼き色を付けたり、オーブンなどで焼いたりする新しいガスレンジが、禁止されるかもしれない事態が起きている。
過去2年間、国民は、化石燃料をめぐる連邦政府の闘いの真っただ中に引きずり込まれていたが、だまされはしない。まだ表沙汰になっていないものの、ガスレンジを禁止するかもしれないということは、明らかに、バイデン氏の唱える「(温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにする)ゼロ炭素」の未来に向けてやろうとしている愚かなテコ入れへ→続き
過去2年間、国民は、化石燃料をめぐる連邦政府の闘いの真っただ中に引きずり込まれていたが、だまされはしない。まだ表沙汰になっていないものの、ガスレンジを禁止するかもしれないということは、明らかに、バイデン氏の唱える「(温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにする)ゼロ炭素」の未来に向けてやろうとしている愚かなテコ入れへ→続き
バイデン氏の国境政策は手遅れ
(2023年1月13日)
クリスマス前の週末、金曜日の夜遅く、バイデン政権は、11月に23万3740人の移民が米国南部の国境を不法に通過したというニュースを流した―これは、トランプ政権下の11月の平均の322%増であった―これによって、国土安全保障省の歴史を通じて、11月のすべての数値の最高を記録したことになる。
2年前、バイデン大統領が就任した初日に、彼は国境の壁の建設を中止し、トランプ時代の「メキシコに留まる」政策を中断した。それ以降、越境者の数は急増していった。当時、バイデン政権はこの増加を「季節的な変化」のせいだとし、それは、一時的なものだろうとほのめかした。 →続き
2年前、バイデン大統領が就任した初日に、彼は国境の壁の建設を中止し、トランプ時代の「メキシコに留まる」政策を中断した。それ以降、越境者の数は急増していった。当時、バイデン政権はこの増加を「季節的な変化」のせいだとし、それは、一時的なものだろうとほのめかした。 →続き
バイデンの危険な国境政策
(2023年1月5日)
クリスマスイブ、多数の移民を乗せたバスが、南部国境を越えて、氷点下8度の中、ワシントン州のカマラ・ハリス副大統領の家の外に到着した。
誰がこの移民集団が乗っているバスをハリス女史の家に送り込んだかは、すぐには、はっきり言うことはできないが、ホワイトハウスは、テキサス州の知事、グレッグ・アボット氏を、この動きの張本人とみて、「残酷で危険で恥ずべき行為」と呼んで、非難した。 →続き
誰がこの移民集団が乗っているバスをハリス女史の家に送り込んだかは、すぐには、はっきり言うことはできないが、ホワイトハウスは、テキサス州の知事、グレッグ・アボット氏を、この動きの張本人とみて、「残酷で危険で恥ずべき行為」と呼んで、非難した。 →続き
不法移民殺到の責任
(2022年12月29日)
米国はにっちもさっちもいかない状態にある。南部国境を越える不法移民の流れは絶えることなく、米国民の愛国心を洗い流してしまいそうな勢いだ。これは、合衆国を維持しようと一生懸命な愛国者よりも、むしろ、それを変革することに夢中な「進歩主義者」にリーダーシップを渡してしまったことの必然的な結果である。
コロナ禍の下で、移民を追放する緊急権限を、連邦政府に付与したトランプ時代の規則「タイトル42」は、裁判所によって12月21日が有効期限とされてきた。バイデン政権の司法省は、その裁判所の判決に異議を唱えないことを選択したが、共和党主導の19州は、最高裁判所に上訴して、「タイトル42」の終了は、人々に取り返しのつかない損害をもたら→続き
コロナ禍の下で、移民を追放する緊急権限を、連邦政府に付与したトランプ時代の規則「タイトル42」は、裁判所によって12月21日が有効期限とされてきた。バイデン政権の司法省は、その裁判所の判決に異議を唱えないことを選択したが、共和党主導の19州は、最高裁判所に上訴して、「タイトル42」の終了は、人々に取り返しのつかない損害をもたら→続き