カルチャー


殺人犯に同情示すリベラル派

(2024年12月29日)
 最近の世論調査によると、リベラルな有権者はユナイテッドヘルスケアのCEOであるブライアン・トンプソン氏を射殺したとされる若者に同情的であることが分かった。第一級殺人罪に問われているルイジ・マンジョーネ被告は、ニューヨークへ移送される。
 18日に発表されたユーガブの調査によると、「非常にリベラル」と分類される人々の47%がマンジョーネ被告に好意的な意見を持っている。 →続き

トランプ次期大統領、就任初日に「女子スポーツから男を締め出す」

(2024年12月25日)
 ドナルド・トランプ次期大統領は、大統領就任初日の予定に「トランスジェンダーの狂気を止める」という誓いを加えた。
 保守系団体での演説でトランプ氏は、大統領就任初日に署名し、連邦政府に生物学的性別のみを認めさせるようにすると述べた。 →続き

企業・大学の多様性研修は敵意を増幅し、偏見を助長する-調査

(2024年12月23日)
 「多様性、平等、包括性(DEI)」研修を実施している企業や大学は、要注意だ。人々を人種差別主義者や抑圧者だと非難することが、対人関係の調和につながるとは限らないことが分かったからだ。
 ソーシャルメディア上のイデオロギーに基づく発言を調査する非営利団体「ネットワーク拡散研究所(NCRI)」の調査から、企業や教育現場でのDEI研修の教材によく見られる表現方法や考え方は、敵意を減らすよりも、増大させることが判明した。 →続き

ディズニー、子供アニメからトランスジェンダーのキャラクターを削除 保守派は勝利宣言

(2024年12月21日)
 ディズニーは、子供向け番組でLGBTQのテーマやキャラクターを長年、採用してきたが、子供に対する親としての権限を損ねる懸念があるとして、間もなく公開されるアニメシリーズからトランスジェンダーのストーリーを削除した。
 ピクサー・アニメーション・スタジオが2月9日にストリーミングサービス「Disney+」でリリースを予定している、中学校の男女共学のソフトボールチームを描いたシリーズ「ウィン・オア・ルーズ(Win or Lose)」にトランスジェンダーを登場させないことを決めた。 →続き

親の同意なくても性転換支援 学区方針への異議申し立てを最高裁が却下

(2024年12月10日)
 連邦最高裁は、ウィスコンシン州の学区が保護者の同意なしに生徒の性転換を支援する方針を示したことに対する異議申し立てを却下した。3人の判事は9日、この裁判の再審理を支持していたことを明らかにした。
 この異議申し立ては、2021年に親の同意なしに生徒の性自認の変更を支援する方針を発表したオークレア地域学区の生徒の両親によって起こされた。方針のガイダンスには、親に知らせる必要があると記されている。 →続き

性自認巡りハリス氏を批判 トランプ氏の勝因に-調査

(2024年12月3日)
 新たに発表された調査によると、カマラ・ハリス副大統領のジェンダー・イデオロギー問題に対する姿勢を非難するキャンペーン広告が、有権者をドナルド・トランプ前大統領支持へと動かすのに役立った。
 保守派の「アメリカン・プリンシプル・プロジェクト」のために11月5日の選挙後にシグナルが実施した世論調査によると、トランスジェンダー問題に関する民主党候補の政策を見たり、読んだり、聞いたりした有権者は、共和党候補のトランプ氏を支持する傾向が強かった。 →続き

「女子スポーツを守れ」シャツ禁止で高校生が提訴

(2024年11月29日)
 2人の女子高生陸上選手が、「セーブ・ガールズ・スポーツ(女子スポーツを守れ)」と書かれたTシャツの着用を禁止されたとして高校を提訴した。学校側は、その「敵対的な」メッセージがナチスのかぎ十字と同等だと指摘していた。
 この訴訟は、カリフォルニア州リバーサイドのマーティン・ルーサー・キング高校のスピーチコード(言論、服装などへの規制)の無効化を求めるもので、同州中央地区連邦地方裁判所に先週提出された。このスピーチコードでは「特定の保護対象グループに基づいて、敵対的または威圧的な環境を作り出す可能性がある」メッセージを含む服装を禁じている。 →続き