米国内


夫人の紹介で失笑買うバイデン大統領

(2023年3月24日)
 演説などでの言い間違いが話題を呼んできたバイデン米大統領が、ホワイトハウスでのイベントで、ジル夫人を「初めてのフルタイムの女性」と紹介し、来場者らの失笑を買った。
 バイデン氏は22日、毎年3月の「女性史月間」を祝うイベントで、「歴史に足跡を残し、国を強くした類まれな女性を称(たた)える場だ。ファーストレディー…初めてのフルタイムの女性、いや、ファーストレディーでありながらフルタイムで働く初めての女性、ジルもそのうちの1人だ」と述べた。 →続き

NASA 月探査へ新宇宙服を公開

(2023年3月23日)
 米航空宇宙局(NASA)が進めている月探査「アルテミス計画」に使用される新宇宙服の試作品がヒューストン宇宙センターで公開された。米宇宙企業アクシオムスペースが開発した。
 NASAの車外活動・宇宙服開発の責任者ローラ・カーニー氏は15日の公開イベントで「企業の能力とNASAの専門知識を生かして、月探査を安全に、効率よく、効果的に実施することで、宇宙ビジネスを成長させる」ことを目指していると、民間の技術力を生かした宇宙開発の進展に意欲を示した。 →続き

クルーズ氏、スタンフォード大に多様性担当幹部を解雇し、連邦判事を締め出した学生を処分するよう要求

(2023年3月18日)
 テキサス州選出のテッド・クルーズ上院議員は、スタンフォード大学当局に対し、先週、保守派の連邦判事の講演を妨害した学生を懲戒し、扇動した学生ではなく招待された連邦判事を非難した幹部を解雇するよう求めた。
 クルーズ氏は、スタンフォード大学ロースクールには「こうした学生の行動を懲戒する権利は十分にあり、実際にそうするよう強く要請する」と述べた。同氏は、同大学長とロースクール学部長に宛てた14日の書簡で、「この非難されるべき行為に関与した学生を特定し、懲戒することを怠れば、今後このような行為を助長するだけだ」と述べた。 →続き

アカデミー賞にもジェンダー中立の波

(2023年3月16日)
 アカデミー賞の主演女優賞は今年が最後になるかもしれない。エンターテインメント産業でジェンダーニュートラル(性的中立)の傾向が強まり、性別による賞を廃止する動きが強まっているからだ。
 すでに音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞、映画とテレビ番組に贈られるMTVムービー・テレビ・アワード、独立系映画に贈られるゴッサム賞とインディペンデント・スピリット賞は、主演男優賞、主演女優賞を「ベストパフォーマー」「ベストパフォーマンス」に変更している。 →続き

メキシコでの誘拐事件で 国境問題への懸念が再燃

(2023年3月12日)
 メキシコ国境の町で3日に地元カルテルによって誘拐される様子が迫真の映像で捉えられた4人の米国市民のうち、2人が死亡し、残り2人は生存しているのが発見された。当局が7日、発表した。
 生存している2人の米国人(うち1人は負傷)は、メキシコ軍の軍用車ハンビーと州兵のトラックに護衛された車列でテキサス州ブラウンズビル近くの国境まで急ぎ搬送された後、米国に帰国した。国務省報道官は、バイデン政権は、死亡した2人の米国人(後にジンデル・ブラウンさんとシャヒード・ウッダードさんと判明)の遺体を米国に送還するために努力していると述べた。 →続き

ワシントンの桜、天候不順で満開予測「難しい」

(2023年3月4日)
 ワシントンに桜の花が返ってくる。しかし、今年の開花は天候不順で遅れそうだという。国立公園局の職員は、ワシントンの桜の名所、タイダルベイスンの桜は、昨年と同じ3月22~25日にかけて満開を迎えると予想している。
 しかし、公園局のナショナルモールとメモリアルパークの管理責任者、ジェフ・ラインボールド氏は、気温変化の予想が難しく、開花に影響を及ぼすかどうかを見極めるために専門家らが「気象状況を注視している」と語った。 →続き

ソロス氏支援の「偽情報」団体が保守系メディアの資金遮断を画策

(2023年2月20日)
 米保守系メディアが広告料の枯渇で苦境に立たされているのは、左翼の大富豪ジョージ・ソロス氏とつながりのある英国拠点の「偽情報」団体のせいかもしれない。
 ワシントン・エグザミナーの連載記事「ディスインフォメーション・インク」によると、米国務省から資金提供を受けた「グローバル偽情報インデックス(GDI)」という「リスク格付け」団体は、右寄りの報道機関の「ブラックリスト」をひそかに広告企業に配布している。 →続き