米国内


女子生徒をトランス男子に誘導、母親が教員を提訴

(2022年1月26日)
 米カリフォルニア州で、教員らが女子生徒を、親に隠してトランスジェンダーへと誘導し、名前、呼び方、性自認を変えさせようとしていたことが明らかになり、母親が学校区を提訴するという前代未聞の出来事が起きている。
 ジェシカ・コーネンさんは19日、小学6年生の頃から娘をトランスジェンダーと自覚させるように誘導するのを認め、意図的に精神的ストレスを引き起こし、人権を侵害したとして、スプレクルズ連合学区、ブエナビスタ中学校の2人の教員と校長を提訴した。 →続き

トランスジェンダーに使う代名詞が人々の考えに影響

(2022年1月23日)
 米ペンシルベニア大学のトランスジェンダー競泳選手、リア・トーマス選手には、女子スポーツ界で多くのアドバンテージがあるとの懸念が出ているが、その一つが代名詞である。
 トーマス選手のように男性から女性に変わったトランスジェンダーの人々を「she」「her」と呼ぶことは、一般的な礼儀の問題からほぼ普遍的な期待へと変わり、反対する人々に社会的、政治的、法的な影響をもたらしている。 →続き

息子を射殺された母親、犯人を保釈させた非営利団体を非難

(2022年1月16日)
 ニッキー・スターリングさんは昨年10月、24歳の息子ディランさんがインディアナポリスで友人のために麻薬取引に介入しようとした際に射殺されたことを知り、胸が引き裂かれた。
 スターリングさんの悲しみが苛(いら)立ちと怒りに変わったのは、息子を殺害した被告の男が昨年、刑務所から釈放されていたことを知った時だ。5650㌦の保釈金の一部は、社会・人種的不平等への対応に取り組む非営利団体から支払われた。男は薬物絡みの重罪で収監され、他にも係争中の事件で三つの重罪に問われていた。 →続き

「1月6日」の国民感情をあおるな

(2022年1月12日)
 バイデン大統領とハリス副大統領、民主党議員らは、6日に米連邦議会議事堂で起きた1月6日暴動を直接体験した人々の話をよみがえらせるようなイベントを主催するなど、この日を「記念日」に仕立て上げようと計画している。浅はかな考えだ。なぜなら、9・11同時テロや真珠湾攻撃と違って、「1月6日」は、将来「恥辱の日」となるどころか、なるべき日でないからだ。
 当初から、民主党員や主要メディアは、議事堂での暴動を襲撃、あるいは、クーデターと描写し、1812年の英国軍によるワシントン焼き打ち事件に匹敵すると言いだしかねないありさまだった。彼らの話とは反対に、議会議事堂では、もっと重大な事件が起こっている。その中には、1954年の下院議場でのプ→続き

アンティファ暴徒の起訴取り下げ、警官に暴行

(2022年1月6日)
 連邦裁判所は、警察官への暴行で起訴されたポートランドのアンティファ暴徒に対する裁判を取り下げ、釈放した。30時間の社会奉仕活動を科せられた。
 オレゴン州ビーバートン出身の26歳のトランスジェンダー女性、エバ・ワーナーさんは、暴動を起こしたとして3回にわたってポートランド警察に逮捕された。複数の報道によると、いずれも保釈金なしで釈放されたという。 →続き

バイデン氏、トランプ氏より速いペースで判事指名

(2022年1月1日)
 バイデン大統領は、ドナルド・トランプ前大統領が連邦裁判所を保守派判事で埋め尽くしたよりも速いペースで、リベラル派の裁判官を指名しており、最高裁の判事増員計画を断念したことに不満を持つ進歩的な層をなだめようとしている。
 上院は今年、強い権限を持つ連邦控訴裁判所の11人の裁判官を含む、バイデン氏の判事候補者40人を承認した。2017年にトランプ氏が指名、上院で承認された判事は19人で、そのうち、控訴裁判事は12人だった。 →続き