米国内


新型コロナ制限措置は10代の女子に精神的負担もたらす

(2022年12月18日)
 新型コロナウイルスによる公衆衛生制限が始まってから、精神的な問題で入院する10代の若者が急増し、中でも女子の情緒不安定が最も深刻だったことが研究結果で明らかになった。
 27人の研究者から成る国際グループが、2019年2月1日から21年4月30日にかけての米国とフランスの小児病院8カ所のデータを分析し、その研究結果を13日にオープンアクセス医学誌「JAMA Network Open」に公表した。 →続き

ロー判決の破棄後、教会への攻撃が激増

(2022年12月17日)
 政治的な二極化の強まりを受けて、教会への攻撃が増加している。家族研究協議会(FRC)が8日に公表した分析から明らかになった。
 ワシントンを拠点とするFRCによると、2022年に教会は137回攻撃を受けた。2018年は約50回であり、ほぼ3倍に増えたことになる。破壊行為は、4年前の41件から、99件と2倍以上に増えた。 →続き

結婚尊重法の調印後、虹色に照明されたホワイトハウス

(2022年12月17日)
 バイデン大統領が「結婚尊重法」に署名した火曜日、ホワイトハウスは虹色に照明された。
 同性間および異なる人種間での結婚を保護する法律の署名式が、ホワイトハウスの南正面の芝生で行なわれ、同法は公式に施行された。式典には二千人以上が参席し、その中にはナンシー・ペロシ下院議長、上院民主党のチャールズ・E・シューマー院内総務や、ゲイであることを公表しているピート・ブッティギーグ運輸長官の姿もあった。 →続き

スマホが幼児の情緒的発達阻害-小児科医らが調査

(2022年12月16日)
 スマートフォンやタブレットなどのIT機器を使って、駄々をこねる幼児をなだめていると、情緒面での健全な発育が阻害される可能性があることが研究から明らかになった。
 5人の研究者らが、2018年8月~20年1月にかけて、422人の親と、3歳~5歳の子供を対象に行った調査結果を学会誌「JAMAペディアトリックス」で12日に発表した。 →続き

ツイッター社の選挙干渉

(2022年12月15日)
 自由はもろいものだが、国民は今、それが失われる瀬戸際に来ているさまを目の当たりにしている。イーロン・マスク氏が、ハンター・バイデン氏のノートパソコンスキャンダルのもみ消しに関するツイッター内での激しい内部論争を暴露したことが、それを物語っている。米国人は、検閲ツールを使って、合衆国憲法修正第1条を折り畳んだり、紡いだり、ばらばらにしたりするビッグテック(巨大IT企業)の力を払いのけるよう求められている。
 マスク氏は約束通り、先週の金曜日、バイデン大統領の息子、ハンター氏に関するニューヨーク・ポスト紙の記事のもみ消しにつながったツイッター内の動向を明らかにし始めた。この記事は、今ではよく知られているが、当時、バイデン氏が候補→続き

ツイッター・ファイル公開、米共和党のIT大手と民主党の癒着追及が活発化

(2022年12月11日)
 イーロン・マスク氏が、2020年にバイデン陣営とツイッター社が協力し、ハンター・バイデン氏の恥ずべき違法行為となりうる行動に関する情報を抑制したことを詳述した「ツイッター・ファイル」を公開したことで、ビッグテック(IT大手)と民主党の検閲同盟に新たな監視の目が向けられている。
 IT大手による政治的検閲が、バイデン大統領の2020年選挙の勝利に貢献したという告発が再燃している。また、保守的な視点を抑圧するこの共謀に対抗する下院共和党の計画も加速している。 →続き

バイデン政権は米国を弱くした-共和有力議員が非難

(2022年12月10日)
 下院外交委員会の共和党有力委員、チャボット下院議員(オハイオ州)は6日、バイデン米大統領の外交の失敗で、「世界の舞台での米国の立場は弱くなった」と指摘した。チャボット氏は、中国が「世界で唯一の超大国としての米国にとって代わる」意思を明確にしているにもかかわらず、政府高官らが、中国を「甘やかして」いると警告した。
 下院外交委アジア・太平洋・中央アジア・核拡散防止小委員会の有力委員、チャボット氏は、共和党が多数派の次期下院で、中国に関する特別委員会を新設するなど外交への監督を強化する計画であることを明らかにした。中国についてチャボット氏は、競合国であり、米国と同盟国に対して「新冷戦」を起こそうとしているようだと指摘した。 →続き