米国内


警察当局、ハンター・バイデン氏の不適切行為を捜査せず

(2022年5月1日)
 ハンター・バイデン氏のノートパソコンが見つかり、薬物使用の証拠が出てきたり、自宅で10代の少女がいる前で裸になったことへの非難が明らかになる中、法執行機関はこの国で最も強力な政治家一族を積極的に捜査することなく、放置している。
 2020年10月にバイデン大統領の地元の郡警察はこのノートパソコンを受け取るとすぐに、デラウェア州のキャシー・ジェニングス司法長官に引き渡し、司法長官はすぐに連邦捜査局(FBI)のボルチモア支局にそれを引き渡した。 →続き

米共和党議員が各地でLGBT教育制限法案を提出

(2022年4月25日)
 全米の共和党主導の州議会は、フロリダ州が制定した「教育における親の権利法」に倣い、独自の法案を提出している。LGBT(性的少数者)活動家や左派の反対派はこれを「ゲイと言ってはならない」法と揶揄(やゆ)している。
 共和党の議員たちは、ジョージア、オハイオ、ルイジアナ、アリゾナ、インディアナ、オクラホマ、カンザス、テネシーの各州で同様の法案を提出。さらに多くの議員がこれに続くと宣言している。 →続き

連邦判事、全国規模の差し止め命令の撤廃を要請

(2022年4月20日)
 米第6巡回区控訴裁判所の首席判事は今週、連邦地裁が全国規模の差し止め命令を出すことに警告を発し、「根こそぎ排除」すべきだと述べた。
 ブッシュ大統領が任命したジェフリー・スチュアート・サットン判事は、一つの連邦地裁が50州すべてで政府の政策を停止させることができる全国的な差し止め命令の使用を批判した初めての人物ではない。 →続き

合衆国上院、黒人女性初の連邦最高裁判事を承認

(2022年4月12日)
 木曜日に上院が行った投票は画期的なものだった。米国で初めて黒人女性が連邦最高裁判所の判事となったからだ。ケタンジ・ブラウン・ジャクソン判事が連邦巡回控訴裁判所から昇格し、間もなく空席となる連邦最高裁判所に座ることになった。
 同判事の承認には上院の民主党議員に、共和党議員3人が加わり、53票対47票で承認された。カマラ・ハリス副大統領が投票を主宰し、ジャクソン判事はバイデン大統領とともにホワイトハウスで成り行きを見守った。 →続き