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共和党下院、バイデン政権の気候変動政策への対案を示す

(2021年3月22日)
 米共和党議員らは、原子力発電を拡大し、エネルギーの輸送と新技術への投資を容易にする独自の環境改革を提案することにより、バイデン大統領の気候変動政策に対抗した。
 下院エネルギー・商業委員会の共和党議員らは15日、民主党が推進するグリーン・ニューディールなどの「実行不可能な『絵に描いた餅』への現実的な対案」となる一連の法案を発表した。 →続き

北朝鮮、米政権の呼びかけに応えず

(2021年3月21日)
 ホワイトハウスは15日、バイデン政権がこの1カ月間、水面下で北朝鮮に外交接触を試みたが、北朝鮮が応じなかったことを明らかにした。
 サキ大統領補佐官によると、北朝鮮からのバイデン政権への連絡は一切なかった。バイデン政権は、過去の政権で北朝鮮と核兵器・弾道ミサイル開発計画の問題に当たってきた元当局者らにも相談している。 →続き

移民急増で国境の状況悪化、現状の呼び方めぐり対立する政治家

(2021年3月20日)
 全米国境警備会議のブランドン・ジャッド会長は、2週間前なら、国境の状況を危機的とは呼ばなかっただろうが、今はその状況に達したと述べている。
 ジャッド氏は、国境警備当局はメキシコ国境の職員を増員し、北部国境やアリゾナ州の幹線道路の検問所から人員を集め、支援に当たらせていることを明らかにした。国境警備当局はすでに手いっぱいで、増員がなければ対処できず、危機的状況にあるということだ。 →続き

軍がテレビ司会者に反撃、妊婦用飛行服を揶揄

(2021年3月18日)
 ANALYSIS/OPINION:FOXニュースの司会者タッカー・カールソン氏は先週、自身の冠番組で、米軍の妊婦用飛行服の採用について、女性をつなぎ留めておくためとはいえ、やり過ぎではないかとの見方を示した。
 カールソン氏は、中国の「親愛なる指導者」が最近、軍人として国家に仕えるには力強い男性の方がいいと強調したとして、米軍のこの対応を中国と対比させた。 →続き

軍内の「過激主義」一掃計画に懸念

(2021年3月16日)
 国防総省は、軍内の政治的「過激主義」を根絶しようとしているが、定義が広範囲に及び、あいまいであることから、退役将校、軍事専門家から、意図せず、カトリック教徒、共和党員が排除されたり、人種差別主義者でも暴力的でもなく、ただ保守的で中絶に反対しているというだけで拒絶されたりするのではないかと懸念の声が上がっている。
 国防総省の過激主義一掃への取り組みは、想定していないところにまで拡大する可能性があり、最悪の場合、宗教的な人々、政治的右派の人々が軍に歓迎されていないと感じ、新兵の募集に長期的な悪影響を及ぼす可能性があるという批判が出ている。 →続き