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バイデン委員会、最高裁改革で判事の任期制や増員に慎重姿勢

(2021年12月13日)
 最高裁判所の変革を検討するバイデン大統領の委員会は、7日の最終投票に先立って発表した報告書の草案で、大規模な変革には慎重な姿勢を示した。
 複数の委員会への分割、判事のイデオロギーのバランス、任期制限の設定などの案はすべて、反対された。実行可能性の問題や、「変革の恩恵が不確実」であり、変更のリスクが高すぎるという理由からだ。 →続き

米国民はワクチン義務化より警官の職務遂行を重視

(2021年12月12日)
 有権者は新型コロナウイルスワクチンの接種を拒否する警官がクビになることを望んでいない――。ワシントン・タイムズ紙が実施した世論調査で、米国民は治安問題を深刻な政策課題と捉えていることが分かった。
 暴力犯罪が増加する中で、警官にワクチン接種を義務付ければ、警察は経験豊富な警官の確保に苦慮することになると、有権者の59%が回答。同意しなかったのは31%にとどまった。民主党支持者はワクチン義務化に肯定的だが、無党派層や共和党支持者は猛反対している。 →続き

バイデン政権、トラック用シャシーの関税撤廃せず

(2021年12月11日)
 バイデン政権が、中国から輸入されるトラック輸送機器にかけられている大規模な関税を撤廃するだけで、サプライチェーン(供給網)の危機を緩和できると専門家は言うが、政権はこれまでのところ、これを拒否している。
 5月、商務省は中国製のトラック用シャシーに221%の関税を課した。これは、輸送用コンテナを道路で運ぶための特殊なトレーラーだ。このシャシーは、トラック運転手が、あらゆる種類の消費財を詰めたコンテナを港や鉄道基地、店舗などに配送するために使用される。 →続き

ブティジェッジ氏、ハリス副大統領を称賛 大統領選出馬の憶測も

(2021年12月9日)
 カマラ・ハリス副大統領は支持率の低迷、スタッフの大幅な入れ替えに苦しみ、ピート・ブティジェッジ運輸長官はハリス氏に取って代わる民主党の次期大統領候補との憶測が高まっている。にもかかわらず、ハリス氏は、ブティジェッジ氏とノースカロライナ州を訪問した際、依然として他の閣僚よりも上位にいることをまざまざと見せつけた。→続き