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中国機多数が台湾識別圏に侵入

(2021年10月7日)
 中国軍は週末、台湾海峡上で大規模な威嚇行動を取り、1日と2日、爆撃機、戦闘機などの航空機を台湾の防空識別圏に侵入させた。侵入した航空機の数は過去最多。
 バイデン政権は、識別圏侵入を台湾への「抑圧」と非難し、警告を発したが、中国の国営新聞「環球時報」は、「国慶節の軍事パレード」と同じだと称賛した。中国共産党の指導者らは、大陸から100マイル(160㌔)隔てた台湾を国の重要な一部と考え、いつか取り戻すと主張している。 →続き

新型コロナの子供への影響

(2021年10月6日)
 ファイザー社は今週、5歳から12歳の子供を対象とした新型コロナウイルスワクチンの後期治験の初期データを米食品医薬品局(FDA)に提出したが、その結果、ハロウィーン(10月31日)の頃には、私たちの子供は、このワクチン接種が受けられるだろうとの期待が湧いてきている。
 間違いなく、バイデン政権は、子供へのワクチン接種を強く促し(あるいは命令しさえ)するであろう。しかし、ちゅうちょなく従う前に、目下、私たちが活用できる「科学」をじっくり見てみようではないか。 →続き

バイデン大統領が岸田新首相を祝福、同盟の継続を期待

(2021年10月5日)
 バイデン大統領は、日本の国会で岸田文雄氏が世界第3位の経済大国を率いる首相に就任したことを祝福した。中国が台頭する中で、インド太平洋地域の「平和、安全、繁栄の礎石」として日米同盟はますます重要になっている、バイデン大統領はこう述べた。
 「(日米)双方の民主主義と国民の間に築かれてきた歴史的なパートナーシップは、今の時代の課題に協力して取り組むにあたって重要な資産であり続ける」。 →続き

トランスジェンダーから裸の検査を受けたイスラム教徒の受刑者が提訴

(2021年10月4日)
 米ウィスコンシン州の男性刑務所で、トランスジェンダーの刑務官から裸の検査を受けたイスラム教徒の受刑者が、信仰や信教の自由が侵害されたとして連邦裁判所に訴訟を起こしている。  
 シカゴの第7高裁で9月22日、3人の判事による審理が行われた。判決はまだ出ていない。   →続き

シカゴの銃声検知システムに批判

(2021年10月2日)
 銃声の特徴を聞き分け、直ちに警察に知らせるスマートマイクを設置する構想で、シカゴ市内の危険な地域の安全性が高まると設置支持者らは主張していた。  
 しかし、このシステムに対しては批判もある。人工知能(AI)を搭載したこのシステムは、設置に数百万ドル掛かり、不正確な上に、コストが高く、有色人種が不当に標的にされやすいと指摘されている。   →続き

「債務の罠」に陥る途上国、中国「一帯一路」の問題点浮き彫り

(2021年10月2日)
 中国の大規模経済圏構想「一帯一路」はこれまで、途上国への融資の条件が不透明などの問題が指摘されてきた。
 米ウィリアム・アンド・メアリー大学の研究機関エイドデータは最新の報告で、開発途上国が「隠れ債務」を受け入れ、「債務のわな」に陥る仕組みなど、これまで明らかにされてこなかった一帯一路の詳細を公表した。 →続き

国境の混乱、米中部にも波及

(2021年10月1日)
 ユタ州アイアン郡は、国境とはほぼ無関係のところだ。
 しかし、ケネス・カーペンター保安官によれば、米国とメキシコの境界線の混乱はここにまで及んでいるという。今月、幹線道路での交通取り締まりで、保安官代理が無謀運転の運転手を捕らえ、5ポンド(約2.3㌔)のメタンフェタミンと8000㌦の現金を発見した事件もそのうちの一つだ。 →続き