ホワイトハウス


気候変動補佐官が辞任か ホワイトハウスは否定

(2022年4月22日)
 民主党が、党内の中道派議員の反対もあって野心的な気候変動対策を通過させることができないため、バイデン大統領の気候変動担当補佐官、ジーナ・マッカーシー氏が、早ければ来月にもホワイトハウスの職務を離れると伝えられている。
 バイデン氏と民主党は、化石燃料の使用を減らすための最近の歳出法案で180億ドルを獲得するなど、環境政策でわずかな勝利を収めたものの、民主党のマンチン(ウェストバージニア州)、シネマ(アリゾナ州)両上院議員が、5500億ドルという当初の気候変動対策案に反対したことで、党内に不満が募っている。 →続き

ロシア侵攻直前まで中国と情報を共有した、バイデン政権に批判が

(2022年3月9日)
 ロシアのウクライナ侵攻に先立ち、米政府当局者は中国とロシア軍の動きに関する米側情報を共有していた、との報道についてバイデン大統領は批判を受けている。
 この報道について、テッド・バッド議員(ノースカロライナ州)が率いる議員たちは、ホワイトハウスからの説明を要求している。バッド議員は今年、上院議員に立候補している共和党員だが、金曜日、政府が関連の事実を説明するよう促した。 →続き

バイデン氏が初の一般教書演説

(2022年3月7日)
 バイデン大統領は1日夜、初の一般教書演説を行い、大統領のリーダーシップへ強まる疑念、エスカレートする欧州の戦争、高進するインフレ、発生から2年がたつ新型コロナウイルスパンデミックに不安を感じている国民を安心させようとした。
 ロシアの戦車と砲兵がウクライナの奥深くまで攻め込み、民間人の死者が増える中、バイデン氏はプライムタイムの演説で、米国の対モスクワ制裁がプーチン政権を機能不全に陥れていると主張した。 →続き

進まないグアンタナモ閉鎖、政府対応に不満も

(2022年1月19日)
 バイデン政権幹部は、20年にわたる世界的なテロとの戦いの間に捕らえられ、起訴された39人の戦闘員がまだ拘束されているにもかかわらず、キューバのグアンタナモ湾の米軍収容施設を閉鎖する意向に変わりはないと主張している。
 国防総省のジョン・カービー報道官は、残留している収容者のうち13人は送還の準備ができており、14人は定期的な審査の対象となると述べた。バイデン氏が約1年前に大統領に就任して以来、全員が新たな審査を受けている。 →続き

ミサイル配備、軍事演習をロシアと協議へ

(2022年1月16日)
 バイデン政権は、安全保障担当者が来週のロシアとの二国間協議に備える中、東欧でのミサイル配備や軍事演習の規模・範囲について交渉する用意があることを明らかにした。
 ホワイトハウスは、10日に始まるロシア政府との一連の交渉を通じて、ウクライナとの国境沿いで兵力を増強しているロシアとの間で高まっている緊張を沈静化させたいと考えている。 →続き