国際
「ハバナ症候群」CIA長官がロシアに警告
(2021年11月27日)
米国の工作員や外交官を苦しめている原因不明の症状「ハバナ症候群」について米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は、ロシア情報機関が関わっていれば「報い」を受けると警告した。
ワシントン・ポストが23日に報じたところによると、この発言は、バーンズ氏が今月に入って、モスクワを訪問した際に、ロシアの連邦保安局(FSS)と対外情報庁(FIS)の幹部らと会談した際のもので、事情に通じた米当局者が明らかにした。 →続き
ワシントン・ポストが23日に報じたところによると、この発言は、バーンズ氏が今月に入って、モスクワを訪問した際に、ロシアの連邦保安局(FSS)と対外情報庁(FIS)の幹部らと会談した際のもので、事情に通じた米当局者が明らかにした。 →続き
米中関係の転換点
(2021年11月24日)
米国と中国の関係はこのところ、不安定な動きを示してきた。しかし、その不確実性は終わった――突然の変化は15日夜、起きた。世界的決闘に意欲満々の超大国がビデオ会議で対決したからだ。
バイデン大統領が―個人的にではないものの―世界に破壊的な新型コロナウイルスをばらまいたことに責任のある人物と対決するチャンスを得た。しかし、彼は、口をつぐんだ。世界は誰が首謀者なのか分かっている。習近平国家主席だ。 →続き
バイデン大統領が―個人的にではないものの―世界に破壊的な新型コロナウイルスをばらまいたことに責任のある人物と対決するチャンスを得た。しかし、彼は、口をつぐんだ。世界は誰が首謀者なのか分かっている。習近平国家主席だ。 →続き
「秩序」確立し中国封じ込め AUKUS(オーカス)
(2021年11月21日)
アーサー・シノディノス駐米オーストラリア大使は、9月に発足した米英豪の安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」について、豪州の原潜建造支援など兵器をめぐる合意にとどまるものではなく、「ルールに基づく秩序」を確立し、中国を封じ込めることが目的だと強調。国防費の国内総生産(GDP)比2・5%への増額を目指していることを明確にした。→続き
中国の「要求リスト」拒否、バイデン米政権の強硬姿勢は変わらず
(2021年11月17日)
中国政府が、米国との関係改善の前提条件として、二つのリストをバイデン政権に提出していたが、バイデン政権がこれを拒否していたことが明らかになった。米国の対中強硬姿勢の軟化を期待したものだが、空振りに終わった格好だ。
このリストは、シャーマン国務副長官が7月26日に中国・天津で中国当局者らと会談した際に渡された。リストには、関係改善前に正すべき米国の16の「誤った」政策と10の「懸念」が記されている。 →続き
このリストは、シャーマン国務副長官が7月26日に中国・天津で中国当局者らと会談した際に渡された。リストには、関係改善前に正すべき米国の16の「誤った」政策と10の「懸念」が記されている。 →続き
ロシア軍の増強とウクライナ侵略を警告、ブリンケン国務長官
(2021年11月13日)
米国のバイデン政権は水曜日、ロシア軍がウクライナ侵攻を間近に控えている可能性があり、2014年にロシアがクリミア併合に至った混乱をぶり返すかもしれない、しかし米国と同盟国はウクライナの国家防衛に支援を約束している、とクレムリンに警告した。→続き
米、中央アジアへの軍事拠点を模索 ロシアは「侵略」と反発
(2021年11月10日)
バイデン米大統領は、米軍のアフガニスタン撤収を受けて、周辺の中央アジア諸国への軍事基地設置を模索している。
アルカイダ、「イスラム国」(IS)などの過激組織が、タリバン政権下のアフガンをテロ攻撃の拠点とすることを阻止するためだが、一方で、中国、ロシアも戦略的に重要なこの地域への影響力拡大を目指しているとみられている。 →続き
アルカイダ、「イスラム国」(IS)などの過激組織が、タリバン政権下のアフガンをテロ攻撃の拠点とすることを阻止するためだが、一方で、中国、ロシアも戦略的に重要なこの地域への影響力拡大を目指しているとみられている。 →続き
バイデン氏、COP26で気候変動への取り組みアピール
(2021年11月4日)
バイデン大統領は1日、スコットランドで開催された大規模なサミットに出席し、ワシントンでは自身の計画が宙に浮いているにもかかわらず、気候変動に対する米国の過去最大の取り組みを実現することを約束した。
バイデン氏は、グラスゴーで開催された国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で、他の国際的な指導者たちとともに、よりクリーンなエネルギーと「気候に優しい」手法に5550億㌦の投資を行い、2030年に温室効果ガスの排出量を2005年比で50%削減することを目指すと表明した。 →続き
バイデン氏は、グラスゴーで開催された国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で、他の国際的な指導者たちとともに、よりクリーンなエネルギーと「気候に優しい」手法に5550億㌦の投資を行い、2030年に温室効果ガスの排出量を2005年比で50%削減することを目指すと表明した。 →続き