国際


アフガンのレアアース 中国食指、獲得優位に 米国苦境から対中依存懸念

(2021年9月10日)
 米国がアフガニスタンから撤収し、タリバンが支配を固める一方で、中国は、アフガンのレアアース(希土類)獲得で有利な立場に立っている。米バイデン政権は経済・気候変動対策で、発電、運輸の改革、半導体産業の再建を目指しているが、どれも膨大な量の鉱物資源を必要とし、資源をめぐる対中依存が高まるのではないかと専門家は指摘する。→続き

米国に再びテロの脅威をもたらすアルカイダ

(2021年8月29日)
 バイデン米政権幹部は、イスラム主義組織タリバン統治下のアフガニスタンで国際テロ組織アルカイダが復活する脅威を軽く見ている。   だが、安全保障専門家や元米軍幹部、議員、さらには国連からも、タリバンがカブールで権力を取り戻した今、テロリストたちがより活発になるとの見方が出ている。  
 「テロリストたちはタリバン指導部の下で勢力を拡大するだろう。もはや隠れる必要がない」。戦争研究所会長のジャック・キーン元米陸軍大将は、こう指摘した。ワシントンにあるタカ派シンクタンクである同研究所は、米国が主導してきた対テロ戦争の進展を詳しく分析していることで知られる。   →続き

中国、台湾の防空識別圏に爆撃機侵入

(2021年8月25日)
 台湾国防省によると、中国軍は台湾の南東端付近でH6爆撃機の飛行を強化し、台湾の防空軍は対応を迫られている。
 H6爆撃機の飛行は、人民解放軍による最新の軍事行動で、人民解放軍は今週、台湾の近くで大規模な軍事演習を行うとともに、台湾と米国の両政府を批判するプロパガンダを強化している。 →続き