ポリシー


国防総省、量子コンピューティング時代に備え新構想

(2024年9月19日)
 米国防総省は、画期的な量子コンピューターの登場を加速させるブレークスルー(大変革)に備えるため、科学的発見を検証し、その応用のテストを開始するイニシアティブを急ピッチで進めている。
 量子コンピューターは、国家安全保障に重大なリスクと巨大なチャンスをもたらす。「暗号解読に有効な量子コンピューター(CRQC)」の出現によって、国防機密や日常の金融取引を保護する暗号システムが解読されるリスクが高まる。 →続き

宇宙軍幹部、人工衛星への中露の脅威を警告

(2024年9月9日)
 マイケル・ゲトライン宇宙作戦副本部長は、中国軍とロシア軍が、人工衛星と宇宙システムを保護するための米国の計画を注意深く観察しており、大規模な攻撃でこれらの対策に対抗する可能性があると警告した。
 ゲトライン氏は最近の情報・国家安全保障サミットで、国防総省と宇宙軍は数多くの衛星で構成する大規模なコンステレーションを整備することを目指していると語った。 →続き

中国、TikTok使い戦略的影響工作を画策-米シンクタンク

(2024年8月4日)
 短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に関する公開情報を基に作成された最新報告によると、中国共産党と中国軍はTikTokを、政治的影響工作と軍事行動支援のための戦略的ツールの一つとみなしている。
 この報告書は2人の元軍事・情報専門家が作成したもので、米国の若者がTikTokを継続的に使用することで、「中国中心の世界観を支持するように米国のナラティブ(物語)を微妙に変化させる」よう中国によって仕向けられていると警告している。 →続き

サイバー攻撃は新常態 米国は反撃を―元CIA高官

(2024年7月21日)
 中央情報局(CIA)の元デジタルイノベーション副局長アンドリュー・ホールマン氏は、米国はサイバースペースで攻撃されることを認識する時であり、対応するための備えを強化しなければならないと述べた。
 ホールマン氏はワシントン・タイムズのポッドキャスト「スレット・ステイタス」に、デジタル戦争を巡る国際的合意が存在しない中、米国は抑止力を確立しなければならないと語った。 →続き

民主党、不法移民を有権者登録する計画

(2024年7月13日)
 11月の大統領選は、再び大接戦となりそうだ。権力者は当然、どんな手段を使っても優位に立ちたいと考える。
 ホワイトハウスが8日、不法滞在者の投票登録を可能にする抜け穴をふさぐための法案に拒否権を発動すると脅したことで、それは明らかになった。この抜け穴は、1993年に各州に郵送による有権者登録を認めるよう強制した、いわゆるモーター有権者法によって作られた。 →続き

不法移民の子供の人身売買被害が深刻化

(2024年7月12日)
 不法移民の子供たちが性的目的のためや労働力として売られていくという恐ろしい話を聞いたことがあるだろうか。人身売買の専門家であるジャロッド・サドルスキ氏が、そもそもどのようにしてこれらの子供たちがカルテルの手に渡ってしまうのかを教えてくれた。
 サドルスキ氏はカルテルを研究し、国境の両側で移民たちと話をして、人身売買業者が子供たちに何をしているかという恐るべき詳細を明らかにしている。 →続き

大手ソフトウエアのハッキングにロシア関与か

(2024年7月7日)
 ドイツのハイテク企業チームビュアーは、リモート・アクセス・ソフトウエア会社の企業ネットワークでロシアと関係のあるサイバー攻撃が見つかり、従業員のデータが高度なハッカーの手に渡ったと発表した。
 チームビュアーの画面共有ソフトウエアは、情報技術の専門家に広く利用されている。同社は6月30日、ハッキングから回復するために社内システムの再構築を開始したと発表した。 →続き