202105


バイデン大統領、中東欧諸国「ブカレスト9」首脳会議に参加

(2021年5月15日)
 バイデン大統領は10日、「ブカレスト9(B9)」を構成する中東欧諸国との首脳会議で、民主主義を促進し、「戦略的競争相手」を阻止する必要性を訴えた。ホワイトハウスが明らかにした。B9サミットは、北大西洋条約機構(NATO)加盟国との6月14日の首脳会議に先立って行われた。→続き

カマラ・ハリス副大統領、中南米からの移民問題は気候変動が原因

(2021年5月15日)
 バイデン米政権は、メキシコとの国境での移民危機を新たな枠組みで捉え直しており、流入はホワイトハウスの政策によるものではなく、中米のエルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスの北部三角地帯の気候変動によるものだと主張している。
 危機へのホワイトハウスの対応を主導する任務を担うカマラ・ハリス副大統領は今週、ワシントンで開催されたアメリカ会議の前の演説でこうした主張をした。 →続き

ペンス元副大統領、キャンセルカルチャーによる圧政を終わらせよう

(2021年5月14日)
 ANALYSIS/OPINION:わずか100日。100日の間に、国境が開かれ、歳出は急増し、増税案が出され、大きな福祉国家、大きな政府になり、警察への予算削減が進み、命が軽視され、米国にとって最も大切な自由が否定されてきた。もうたくさんだ。
 信仰、家族、自由、小さな政府を支持する米国民が、立ち上がり、明確な目標のもとに集結し、米国を取り戻す時が来た。 →続き

共和有力議員、ケリー気候変動特使の利害の衝突を懸念

(2021年5月13日)
 上院司法委員会の有力共和党議員らが、ジョン・ケリー元国務長官の気候変動大統領特使の地位と、長期にわたるグリーンエネルギー企業への投資は、利害の衝突に当たるのではないかと疑問を呈している。
 チャック・グラスリー上院議員(アイオワ州)はアントニー・ブリンケン国務長官に書簡を送り、ケリー氏の経済的利害について情報を求めたが、これは、倫理担当職員らが、ケリー氏に、グリーンエネルギー新興企業への投資を引き揚げ、特定の問題に関して影響力を行使しないよう求めていたことが明らかになったためだ。 →続き

リズ・チェイニー氏、共和党幹部の地位喪失か

(2021年5月12日)
 共和党のリズ・チェイニー下院議員は、政治生命を犠牲にすることなくトランプ前大統領と決別し、「選挙は盗まれた」という主張を拒否することはできると党下院議員らに示そうと必死だ。
 だが、議員らは、チェイニー氏の下院共和党会議議長としての地位は間もなく終わると予測、後任を誰にするかをめぐるうわさが飛び交っている。 →続き

バイデン外交、同盟国に安心感も課題は山積

(2021年5月9日)
 バイデン大統領は就任後、早い段階で、欧州からアジアにかけての同盟国を米国は支援すると確約したが、敵対国への政策に関しては、就任100日間で現状を転換させることはできなかった。
 バイデン氏は、明確な北朝鮮政策をまだ定めていない。イランとの交渉は、入り口でつまずいた。対中政策では、トランプ前大統領と同様、関税を維持し、激しく批判している。バイデン氏は、戦略に関しては、ロシアのプーチン大統領に一歩後れを取っている。 →続き

就任100日、左傾化強めるバイデン政権

(2021年5月7日)
 バイデン大統領は就任から100日間、左翼的な政策を意欲的に推進、その中で一つつまずきがあったとすれば、エアフォースワンへの搭乗時にタラップでよろけたことくらいだ。
 1兆9000億㌦の新型コロナウイルス経済対策は、バイデン氏の国内政策の最初の主要課題だったが、共和党から1議席の賛成も得ないまま議会を通過させた。民主党は、4兆1000億㌦のインフラ・社会的セーフティーネット計画も、わずかに有利な議席数を基に通過させた。 →続き