202111


ペロシ氏、和解案で穏健派に屈し、極左はインフラ法案に反対

(2021年11月11日)
 ナンシー・ペロシ下院議長は5日、穏健派の民主党議員に屈し、バイデン大統領の数兆㌦規模の社会福祉法案の採決を延期することを約束すると同時に、先送りされてきた1.2兆㌦規模の超党派インフラ法案の採決を要求した。
 ペロシ氏(カリフォルニア州、民主)は、この決定を発表する際に、ホワイトハウスの国内政策の少なくとも一部分を前進させる時が来たと主張した。 →続き

バイデン政権の大企業への国際課税、米国の中小企業に打撃を与える見通し

(2021年11月9日)
 バイデン大統領は週末をローマで過ごし、世界の指導者たちと会談し、法人税の課税逃れを塞ぐためだとして、国際的な税制の画期的な見直しを進めた。
 しかし、新たな15%の最低法人税は、米国の中小企業と消費者にコストを課すとして厳しく非難された。 →続き

本紙独占:120万人の不法移民が国境監視網を抜けた可能性あり-国境警備隊関係者

(2021年11月7日)
 国境警備隊員の組合幹部の一人によると、昨年一年間に120万人近い不法移民が監視網を抜けて、米国に入り込んだ可能性があるという。さらに一部の移民の一人ひとりに45万ドル支給される計画があることを耳にすれば、不法入国の数はさらに増える、と語った。
 この情報は、マーシャ・ブラックバーン上院議員(共和党、テネシー州)が金曜日に開設したポッドキャストに掲載され、その事実はワシントンタイムズに最初に知らされたものだ。 →続き

バイデン氏の歳出法案は進歩派の行動次第

(2021年11月6日)
 バイデン大統領は、支持率低下を受けて、すぐにでも政治的勝利を得たいと考えているが、その一方でリベラル派の有力議員らは31日、1兆7500億ドルの歳出法案は終着点ではなく、格好のスタート地点との見方を示した。
 上院予算委員会のバーナード・サンダース委員長(バーモント州)は、有給家族・医療休暇、メディケアによる歯科・眼科保険のカバー、メディケアの薬価交渉など、ホワイトハウスが提出した法案から削除された項目を復活させようと、週末に電話で交渉したという。 →続き

「パーフェクトストーム」:ラウドン郡は「ウォウク主義」と闘え-ペンス前副大統領

(2021年11月5日)
 マイク・ペンス前副大統領は木曜日、バージニア州パーセルビルにあるパトリック・ヘンリー大学で、教育の自由について語り、親の選択権と教育の自由を掲げる運動の震源地として知られるようになったラウドン郡に対する支持を表明した。
 ラウドン郡はペンス氏が「米全土に広がる力強い社会改革の震源地」と呼ぶ場所だ。同氏は論議を呼んでいる文化的な問題、例えば批判的人種理論や露骨な性的表現をする書籍、トランスジェンダー政策などを懸念して教育委員会の会合に押しかけた保護者や地域の関係者を称賛した。 →続き

バイデン氏、COP26で気候変動への取り組みアピール

(2021年11月4日)
 バイデン大統領は1日、スコットランドで開催された大規模なサミットに出席し、ワシントンでは自身の計画が宙に浮いているにもかかわらず、気候変動に対する米国の過去最大の取り組みを実現することを約束した。
 バイデン氏は、グラスゴーで開催された国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で、他の国際的な指導者たちとともに、よりクリーンなエネルギーと「気候に優しい」手法に5550億㌦の投資を行い、2030年に温室効果ガスの排出量を2005年比で50%削減することを目指すと表明した。 →続き