マクロン仏大統領、バイデン氏の電話に出ず
(2022年4月28日)
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2021年10月29日(金)、ローマのラ・ヴィラ・ボナパルトでの会合で握手するジョー・バイデン米大統領(左)とエマニュエル・マクロン仏大統領。今週末にローマで予定されているG20サミットは、COVID-19の大流行が始まって以来、世界最大の経済圏のリーダーたちが直接集まる初めての会合となる。(AP写真/Evan Vucci)
By Jeff Mordock – The Washington Times – Monday, April 25, 2022
バイデン大統領は25日、フランスのエマニュエル・マクロン大統領に大統領選の日の夜、勝利を祝福するために電話をしたが、出なかったと述べた。
バイデン氏は、24日夜にマクロン氏に連絡を取ろうとした際にマクロン氏のスタッフと話し、25日にもう一度試みると述べた。
バイデン氏は、デラウェア州での週末の旅行からワシントンに戻った後、記者団に「フランスの選挙結果に満足している。昨夜、マクロン氏と話をしようとした。彼のスタッフと話をしたが、マクロン氏はエッフェル塔で勝利を祝っていた。きょう話をするつもりだ」と述べた。
ホワイトハウスのスタッフは通常、外国の首脳との電話を手配し、他国の首脳が電話に出られないような事態を避ける。
外国の指導者がバイデン氏からの電話に出なかったのは、今回が初めてではない。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は先月、サウジアラビアの首脳が原油価格の上昇についてバイデン氏と話すことを拒否したと報じた。
ホワイトハウスは、サウジ首脳に関する報道を「不正確」とし、否定している。