中国・トルコ、ロビー活動を強化、元米議員90人が外国代理人に

(2022年7月1日)

2018年9月3日(月)、ワシントンの連邦議会議事堂に掲げられた米国国旗。(AP写真/J. Scott Applewhite、ファイル)

By Ryan Lovelace – The Washington Times – Wednesday, June 29, 2022

 2000年以降、元米連邦議会議員のうち少なくとも90人が外国の政府・機関の代理人としてロビー活動を行っていることが、米シンクタンク、クインシー研究所の調査で明らかになった。

 最も多いのはトルコで16人。兵器売却やクルド人民兵への対応、第1次世界大戦中の「アルメニア人虐殺」などの問題をめぐってトルコ政府の意向を受けてロビー活動を行っている。韓国、台湾、サウジアラビア、中国がそれに続き、90人のうち共和党が49人、民主党が41人だ。

 16年以降でロビイスト獲得に最も多くの資金を投入したのは中国で、「過去4年だけで7人を獲得した」という。

 共和党のデービッド・ビッター元上院議員は、中国国有の監視カメラ大手、杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)のロビイストとして活動、ジンバブエ、ロシアの代理人も務めている。

 クインシー研究所のベン・フリーマン研究員は、この数字について、予想していたよりも多いと指摘。「軍事作戦、国外での情報活動、国家安全保障など」在職中に入手した重要な情報が敵国に渡る可能性があり、「国家安全保障にとって脅威」との見方を示している。

 また、全体のうち57人が中国、サウジなど、人権団体フリーダムハウスが「自由でない」と評価している独裁体制国家のロビイストとして活動している。

 フリーマン氏は「外国の影響と戦う法案」への支持を表明している。法案は今月に入り、超党派で提出され、元連邦議員らが外国機関のロビイストになることに制限を課している。

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