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米国防総省高官、対中情報競争で企業や大学との協力不可欠と主張

(2022年1月8日)
 米国防総省のデータ最高責任者、デービッド・スパーク氏は、米政府が、中国との情報競争に勝つには、学界、実業界との協力関係を築かなければならないと主張した。
 米中両国政府は、一般的に入手可能な情報から人工衛星や電気信号から集めた情報まであらゆるデータを収集している。しかし、中国は、実業界からもデータを入手できる。企業と共産党との間の障壁を取り除く政策を取っているからだ。 →続き

バイデン政権、1年目に候補9人の指名取り下げ

(2022年1月8日)
 政治情勢が緊迫し、重要なところで失敗が続いていることもあり、バイデン大統領が指名した候補者もすぐに拒否されると思われているが、ワシントン・タイムズの分析から、指名取り下げの割合は過去3人の大統領と同等であることが明らかになった。
 これまでバイデン氏は就任から現在までに9人の指名を取り下げたが、このような例は過去にもある。就任から同期間中に、トランプ前大統領が13人、オバマ元大統領が11人、ジョージ・W・ブッシュ元大統領が7人の候補指名を取り下げている。 →続き

アンティファ暴徒の起訴取り下げ、警官に暴行

(2022年1月6日)
 連邦裁判所は、警察官への暴行で起訴されたポートランドのアンティファ暴徒に対する裁判を取り下げ、釈放した。30時間の社会奉仕活動を科せられた。
 オレゴン州ビーバートン出身の26歳のトランスジェンダー女性、エバ・ワーナーさんは、暴動を起こしたとして3回にわたってポートランド警察に逮捕された。複数の報道によると、いずれも保釈金なしで釈放されたという。 →続き

バイデンの約束違反 公約違反の1年

(2022年1月5日)
 バイデン政権発足から1年。40年近くで最高のインフレ率をもたらし、アフガニスタンに米国人を置き去りにし、新型コロナウイルスは依然、猛威を振るい、民主党主導の大都市では殺人事件が記録的な数に上り、南部国境の危機はというと、何千人もの不法移民が越境し、毎月のように追跡調査をされることなく、解放されている。
 バイデン氏は今週、新型コロナに敗北した。知事らとの会談で、「連邦政府には打つ手がない」と認め、新型コロナの患者数が史上最高を記録する中、休暇のためデラウェア州のビーチハウスに向けて飛び立った。 →続き

米露電話会談、ウクライナめぐる緊張緩和につながらず

(2022年1月5日)
 バイデン大統領とロシアのプーチン大統領は12月30日に1時間近く会談した。ロシアは、ウクライナ国境沿いに軍を集結させ、紛争を避けるには西側の大きな譲歩が必要と主張、緊張緩和にはつながらなかった。
 バイデン氏は、経済制裁を強化し、ロシアの近隣諸国で北大西洋条約機構(NATO)軍を増強すると脅した。プーチン氏は、さらなる制裁は「重大な誤り」だと警告した。 →続き

アフガンの反タリバン抵抗勢力、米国の支援得られず

(2022年1月4日)
 アフガニスタンのパンジシール渓谷の民主化推進抵抗勢力の指導者はワシントン・タイムズに、戦士らは厳しい戦いを強いられているが、国全域の支配を主張するタリバンに抵抗し、屈することはないと語った。
 国民抵抗戦線(NRF)の対外関係責任者であるアリ・ナザリー氏は、アフガニスタンでよく知られるこの谷にいる民主化運動の戦士らがタリバン支配を崩し、国内に流入したとされる多数のテロ集団を阻止するためには、外国からの支援が必要だと訴えた。 →続き

マンチン議員: 「ビルド・バック・ベター」式社会主義のか弱い門番

(2022年1月3日)
 ウェストバージニア州選出の民主党上院議員、ジョー・マンチン3世は、バイデン大統領が看板政策にしようとしている 「ビルド・バック・ベター」の議案にとりあえず断固「ノー」を突き付けてくれた。おかげで、大規模支出と諸権利の補償措置から構成されて、アメリカを社会主義に引きずり込んでいくパンドラの箱に、少なくとも当分はくさびを打ち込んでくれた。
 それは朗報に違いないが、今のところの話だ。とりあえずだ。しかし考えてみよう、アメリカの将来と憲法の運命が、たった一人の民主党議員に委ねられている状況は、贔屓目に見ても懸念される事態ではないか。 →続き