社説


バイデンのイラン核合意再交渉は危険

(2021年8月18日)
 ANALYSIS/OPINION:常識は優れたリーダーシップの特徴であるが、常識で理解できないなら、それはリーダーが迷路にはまっているということだ。  
 バイデン大統領は、明らかに迷路にはまっており、彼のばかさ加減の見本は既に分厚いものになっているが、愚かさを知る一つの入り口を挙げるだけでも、彼の数々の迷走ぶりははっきり分かる。   →続き

テキサス国境めぐる大統領の暴挙

(2021年8月11日)
 ANALYSIS/OPINION:バイデン大統領は、南部国境を守ることによって国を守る義務を遂行していない。  
 他になすすべを失って、テキサス州は州民を外国からの越境移民――多くは無害であるが、中には新型コロナウイルスに感染している者もいる――から守るために、急場をしのぐために違反行為に打って出た。   →続き

ペロシのいかさま裁判

(2021年8月4日)
 ANALYSIS/OPINION::米国民には1月6日に米議会議事堂で何が起こったか、知る資格がある。だが、ペロシ下院議長の偏見に満ちた議会特別委員会の仕事ぶりを見る限り、下院民主党多数派に期待した方がいいようだ。  
 トランプ前大統領の大統領職を終わらせた2020年の異様な選挙の抗議に絡む出来事に、ペロシ氏や、その他の議会の安全を任された責任ある当局者らが、どのように関与したかを明確にしない限り、出来事の完全な真相は明らかになりそうにない。   →続き

トランプ対ビッグテック 言論の自由を救え

(2021年7月14日)
 ANALYSIS/OPINION:古代ギリシャの神話によると、ゼウスの息子ヘラクレスは、頭が三つある狂暴な地獄の番犬である「ケルベロス」に首輪を着けた時、最後の英雄テストに合格する。  
 寓話(ぐうわ)の登場人物ではないが、ドナルド・トランプ氏は、同じように厄介な現代の課題に取り掛かった。   →続き

パラダイスを夢見るのではなく、より完璧な連合を

(2021年7月7日)
 ANALYSIS/OPINION:米国の国造りは、恐らく完璧な域に達することのない、進行中の実験だ。私たちが誠意を込めたギブ・アンド・テーク――キャンセルカルチャーのアンチテーゼ――で、国造りに取り組み続けることは、私たちの利益になり、名誉にも資することだ。打ち上げ花火が終わり、パレードも、また、終わった今、このことを、心に刻んでおこう。  
 私たちの輸出品は思想である。それは、常にそうあり続けた。250年近く前の建国以来、米国人の個人の権利の思想や自由の概念は拡散し、世界中の野心的な人々や虐げられた人々の結集点になった。   →続き