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同盟修復に向かうバイデン欧州ツアーのタスクリスト

(2021年6月15日)
 バイデン大統領は水曜日、就任以来初めてとなる外遊に出発した。
 大西洋の向こう側の国々との関係修復、コロナ感染症克服のためのワクチン戦略、経済と民主主義の先進諸国が結束してロシアや中国からの地政学上の挑発を克服し、サイバー空間で高まる脅威に対処することなどが期待されている。 →続き

ハリス副大統領の移民対策は逆効果か

(2021年6月14日)
 カマラ・ハリス副大統領は、国境の問題をめぐって初めての外交に乗り出す。中米に向かい、国家建設に40億㌦の提供を約束し、国民が自国で暮らせるよう状況の改善を求める予定だ。この戦略は以前にも試みられたが、アナリストらは、容易ではなく、短期的には、逆に米国に来る人々が増加することもありうると指摘する。→続き

民主党広報担当がマンチン上院議員を個人攻撃

(2021年6月13日)
 民主党の広報担当が、ジョー・マンチン上院議員(民主、ウェストバージニア州)に異例の個人攻撃を行った。党の急進的政策に待ったをかけたからだ。リチャード・ダービン民主党上院院内幹事が率いる上院司法委員会民主党の広報、ジェナ・バレリエストラ氏は6日、ツイッターで、マンチン氏は、自身の生活環境がよくないからといって、党の選挙法案を阻止すべきでないと訴えた。→続き

米運輸長官、バイデン氏の予算は「大胆で責任ある」

(2021年6月12日)
 ピート・ブティジェッジ米運輸長官は、6兆㌦の予算案は「大胆」かつ「責任ある予算」であると述べ、バイデン大統領の支出計画に対する財政上の懸念に反論した。
 ブティジェッジ氏は、道路や橋のほか、共和党が「インフラ」とは見なしていない多くの計画への「一世代に一度の」の投資として大統領が推進している2兆3千億㌦の「米国雇用計画」の主要な広報係を務めている。 →続き

バイデン政権は、クアッド拡大で中国に対抗することは目指していない

(2021年6月11日)
 バイデン政権当局者らは、米、インド、日本、オーストラリアの戦略的枠組み「クアッド」に他国を加える意向はなく、インド太平洋地域での米国の政策の今後は、この四つの民主主義大国が、世界の舞台で攻勢を強める全体主義の中国に、いっそう強く連携して対抗できるかどうかにかかっていると述べた。
 クアッドに関与している政権高官の1人はワシントン・タイムズに「インド太平洋への進出をめぐる米国の政策全体にとってクアッドは、間違いなく中心的位置を占めるようになる」と述べた。この高官は、ホワイトハウスが今年、クアッドによる初めての「首脳レベル」での対面でのサミットの準備を進めていることを明らかにした。 →続き