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バイデン氏、海外の石炭火発への支援停止表明 米国のエネルギー産業は反発

(2021年6月22日)
 米国のエネルギー産業は、海外の石炭火力発電への公的支援を停止するというバイデン米大統領の約束を非難、民主党の「石炭戦争」の表れだと指摘している。
 全米鉱業協会(NMA)のアシュレー・バーク上級副会長は、燃料目標を設定し、石炭の価値を下げることは世界の気候問題の解決にはならないと述べた。 →続き

「気候項目なければ、取引はない!」:革新派が超党派のインフラ合意案を脅かす

(2021年6月21日)
 民主党内の革新派は、気候変動対策での野心的な要求が容れられなければ、上院で討論されている超党派インフラ整備計画を粉砕すると威嚇してきた。
 「緑のニューディール」をまとめたエド・マーキー上院議員(マサチューセッツ州、民主党)は、「我々がやりたいようにやる時が来た」と主張して、次のように述べた、 「共和党が求めている超党派合意なるものを受け入れたせいで、米国民が願っている気候変動アクションをつぶさせてはならない。」 →続き

「文化革命」を起こすことが批判的人種理論の狙い

(2021年6月20日)
 米ニューヨーク州バッファローの中学生たちは今年、学区の「奴隷解放カリキュラム」の一環で、「米国は人種差別社会として建国された」というエッセーを読むよう指示された。  
 中学生が宿題として読まなければならなかったエッセーには、「すべての白人は組織的人種差別の固定化に関わっている」と書かれていた。   →続き

バージニア州、無能な民主党候補者と怠惰なトランプ支持候補者の勝負?

(2021年6月20日)
 共和党のグレン・ヨンキン氏は、民主党予備選を勝利したテリー・マコーリフ氏をバージニア州知事選挙に迎え、同氏が自らの支持基盤を含む有権者と接触していない過去の遺物だと指摘した。
 これに対し、マコーリフ氏は、予備選当日夜の勝利演説のかなりの時間を、ヨンキン氏が選挙に関する間違った陰謀論を主張するトランプ前大統領の子分であり、バージニア州に住む連邦職員に影響を与えた2013年の政府閉鎖を煽ったテッド・クルーズ上院議員の仲間であると指摘することに費やした。 →続き

ハッカー集団ダークサイド、新たな手法で攻撃再開

(2021年6月19日)
 サイバーセキュリティー企業ファイアアイによると、米国の大手燃料パイプライン会社コロニアル・パイプラインを攻撃したハッカーグループに関連するサイバー犯罪が、戦術を変えて、再び起きている。  
 コロニアル・パイプラインへのランサムウエア(身代金要求型ウイルス)攻撃の黒幕ダークサイドは先月、活動を停止したが、ファイアアイは16日、その後、ダークサイド系組織が監視カメラのソフトウエアユーザーを攻撃していたことを発見したと発表した。   →続き

ハリス副大統領、不法移民を「全力で守る」

(2021年6月19日)
 カマラ・ハリス副大統領は15日、国外追放から不法移民を守るオバマ政権時の計画が開始されて9年を迎えたことを受けて、バイデン政権は、不法移民を守るために「できる限りのこと」をすると述べた。
 ハリス氏は「市民権を得る道を提供し、安心感を持たせることが非常に重要だ」と述べ、米国内に1100万人いるとみられる不法移民に恒久的な滞在資格を与える法案を承認するよう上院に求めた。 →続き

ポンペオ氏、コロナ起源で独立した再調査要求

(2021年6月18日)
 ポンペオ前米国務長官は、中国軍と武漢ウイルス研究所(中国湖北省)との関連を指摘した国務省の1月の報告について「信頼性が高い」と強調、中国政府が新型コロナウイルスの発生源をめぐる再調査を拒否するなら世界保健機関(WHO)から追放すべきだと訴えた。  
 ポンペオ氏はワシントン・タイムズとのインタビューで、国務長官在職中の新型コロナをめぐる調査について、「あらゆる証拠が、武漢研究所から流出したことを示していた」と指摘、昨年春までに「流出の可能性が高いと結論付けていた」ことを明らかにした。その上で、1月の報告は「信頼性が高く」、確信がなければ公表しなかったと述べた。   →続き