政治


トランプ、デサンティス両氏が圧倒 共和党大統領候補争い

(2023年2月15日)
 2024年の米共和党大統領候補指名争いへの出馬表明を控えたニッキー・ヘイリー氏、それに続く他の候補者らは厳しい現実に直面している。候補争いがすでにドナルド・トランプ前大統領とフロリダ州のロン・デサンティス知事の2人による戦いになっているからだ。
 トランプ氏とデサンティス氏は、強い支持を得、知名度も高く、世論調査で上位を独占し、ライバルに差をつけている。上位にいるのはこの2人だけだ。 →続き

バイデン氏の機密文書の不始末

(2023年2月1日)
 それが、また起きた。バイデン大統領の自宅から、さらに六つの機密文書が発見されたのだ。明らかな資料の盗難が度重なるにつれ、バイデン氏のホワイトハウスと司法省が、密かに手を組んで対処しているというニュースが浮上している。米国民は、バイデン氏が、政府の秘密事項をいじくり回し、部下がそれを隠そうとしたことについて、十分な説明を受ける資格がある。
 大統領が、おかしなことに、デラウェア州レホボスビーチにある彼の夏の別荘で、冬の週末を過ごす中、法執行官は、金曜日にウィルミントンにある彼の家を捜索した。同じく、それ以前の何回かの捜索でも、捜査官は新たに機密文書を発見したが――今回は半ダースもあった。 →続き

バイデン氏、クレイン首席補佐官の後任にザイエンツ氏

(2023年1月30日)
 バイデン大統領は、新型コロナウイルス対策に当たっていたジェフ・ザイエンツ氏をロン・クレイン氏の後任として大統領首席補佐官に任命することを明らかにした。2年前に就任して以来、政権最高幹部のポストが大きく入れ替わる最初の例となる。
 バイデン氏は、27日に発表した声明で、ザイエンツ氏がクレイン氏の「賢明で安定した模範的なリーダーシップを引き継ぎ、私たちをここに送ってくれた人々のために日々努力し続ける」ことを確信していると表明した。 →続き

機密文書問題の悪化で、民主党に高まるバイデン批判の声

(2023年1月25日)
 ホワイトハウスの危機対応が難しくなっている。バイデン大統領が機密文書を違法に扱った疑惑への危機対応が進められる一方で、捜査当局はこの週末、バイデン氏の邸宅から新たな資料を押収した。民主党内では大統領への批判が高まっている。
 民主党内の批判は、今回のスキャンダルがバイデン氏の大統領職に重い影を落とし始め、予想される2024年の再選キャンペーンにも影響するのではないか、との懸念を浮き彫りにしている。 →続き

司法長官、バイデン氏機密文書調査に特別検察官任命

(2023年1月18日)
 メリック・ガーランド司法長官は12日、デラウェア州ウィルミントンのバイデン大統領の自宅と、かつて使用していたワシントンの事務所に機密文書があった理由について、司法省の調査を監督する特別検察官を指名した。
 トランプ氏が任命したメリーランド州の元連邦検事ロバート・ハー氏が捜査を指揮し、シカゴの連邦検事ジョン・ラウシュ氏の後を引き継ぐ。ラウシュ氏はバイデン氏のシンクタンク事務所で発見された機密文書の調査を任されていた。 →続き

下院共和党がバイデン家調査を開始、ツイッター元幹部を召喚

(2023年1月17日)
 下院共和党は11日、バイデン大統領とその家族に掛けられている疑惑への調査を開始、財務省に情報の提出、ツイッター元幹部に証言を要求した。
 下院監視改革委員会のジェームズ・コマー委員長(共和、ケンタッキー州)によるこれらの動きは、集中的な、政治色の濃い調査の先駆けとなるものだ。 →続き