政治


81歳のペロシ下院議長、再選出馬を表明

(2022年1月30日)
 ナンシー・ペロシ下院議長は24日、今年の中間選挙に出馬することを表明し、引退に関する憶測や、民主党幹部会内での後継者争いはひとまず棚上げとなった。
 81歳のペロシ氏は、今後取り組みたい課題を数多く挙げた上で、2021年1月6日の議会議事堂襲撃事件を引き合いに出して、自身の決断を説明した。 →続き

ロムニー上院議員、バイデンは中道派共和党議員と対話せず選挙改革法を失敗した

(2022年1月28日)
 ミット・ロムニー上院議員(ユタ州)は16日、自身が超党派の選挙法改革に協力する可能性のある数少ない共和党上院議員の一人であるにもかかわらず、ホワイトハウスから接触を受けたことはないと述べた。
 ロムニー氏による大統領指導部に対する批判は、民主党が上院のフィリバスター規則を覆し、党派的法案を強行突破するための見込みの薄い計画を推し進める中で起きた。 →続き

バイデン大統領の失政

(2022年1月26日)
 バイデン大統領の1年は失政に終わった。それは、彼の就任最初の1年から出された当然の結論である。大統領の政治的反対者はあざ笑いたくなるだろうが、そうすべきでない。指導者次第で、国は変わるものだ。だから、国民はむしろ、ページを繰って、米国の指導部の新たな1章が始まる将来のチャンスに備えるべきだ。大統領のしょげ返った仲間らが引き起こした混乱に対する覚悟を決めなければならない。
 バイデン氏の失敗の分析結果は、最近、キニピアック大学による世論調査で明らかにされた。その結果は惨憺(さんたん)たるもので、それによると、成人の間での大統領の支持率は、就任後最低の33%にまで急落した。民主党員の75%は依然として、党のトップを後押ししてい→続き

共和党、議事妨害の規則変更で民主に警告

(2022年1月23日)
 民主党が、選挙改革法案を承認するために上院のフィリバスター(議事妨害)規則の特例を設ける「核のオプション」を発動すれば、投票基準のいっそうの厳格化への道を開くことになるかもしれない。
 政治専門家によれば、次に共和党が政権を握ったとき、フィリバスターを受けることなく、民主党による変更部分をもとに戻したり、国政選挙のあり様について自党の方針を押し付けたりすることは間違いない。 →続き

新興の保守系SNSに勢い トランプ氏の集会配信

(2022年1月22日)
 米国の新興保守系インターネット交流サイト(SNS)「ゲッター(GETTR)」が、アリゾナ州で行われたトランプ前大統領の集会を機にアクセス数を伸ばしている。
 ゲッターは、トランプ陣営の上級顧問が立ち上げ、ツイッターと似た機能を持つ。保守系のニュースマックスなど三つのメディアがライブ配信した15日のトランプ氏の集会の映像を流し、視聴者数は99万人を超えた。 →続き

バイデンはクレムリンに強硬策を、米共和党

(2022年1月21日)
 共和党の議員たちは、ロシアとの緊張緩和を目指す一連の重要な交渉に当たって、バイデン大統領に対ロ強硬姿勢を求めている。
 上下両院の軍事および外交委員会の共和党幹部は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が米国および欧州の同盟国に対して攻撃的態度を強めるなかで、バイデン政権が採っている対モスクワ戦略は「宥和政策にすぎない」と指摘した。 →続き

バイデン氏の投票権をめぐる扇動

(2022年1月19日)
 1月20日、バイデン大統領は、就任2年目に入る。1年前に行った就任演説で、(平和の象徴である)政治的なオリーブの枝を掲げて「私たちは、青(民主党)対赤(共和党)、地方対都市、保守対リベラルという無意味な争いを終わらせなければならない」と述べた。
 スピーチの早い段階で、彼は国民に「きょうこの時、この場所で、新たに始めようではないか」と促した。 →続き