安全保障
本紙独占:宇宙で高まる中国の脅威、宇宙軍の幹部が警告
(2021年10月26日)
中国は宇宙空間での最強の軍隊として米軍を出し抜く危険性がある - 設立して二年目の米国宇宙軍の副司令官は警告した。そして米国が未来戦の領域でも優位を保ちたいなら、米政府はカギとなる新鋭技術を大胆に展開するべきだ、と主張した。
宇宙作戦本部副指令のデビッド・トンプソン将軍は朗報として、国防総省の傘下に近年設立された同軍が、米国の衛星を攻撃する中国の急速な能力向上に対抗するために、そのカギの能力を早く展開する構えを明示している、と明かした。 →続き
宇宙作戦本部副指令のデビッド・トンプソン将軍は朗報として、国防総省の傘下に近年設立された同軍が、米国の衛星を攻撃する中国の急速な能力向上に対抗するために、そのカギの能力を早く展開する構えを明示している、と明かした。 →続き
米軍、新たな脅威への対抗で苦戦―シンクタンク報告
(2021年10月23日)
米軍は、与えられた仕事をこなすには規模が小さ過ぎるし、20年にわたるイラクやアフガニスタンでの戦闘で消耗した装備が負担になっている。
米軍は、単一の大規模な地域紛争の要求には恐らく応えられるが、複合的な敵との多面的な戦争を戦うのは難しい。 →続き
米軍は、単一の大規模な地域紛争の要求には恐らく応えられるが、複合的な敵との多面的な戦争を戦うのは難しい。 →続き
米政府機関が国防総省の警告を無視して中国製ドローンを購入
(2021年10月17日)
バイデン米政権は、中国製ドローン(小型無人機)とその部品がもたらす「サイバーセキュリティー上の懸念」について、国防総省が明確な警告を発したにもかかわらず、これを無視している。
トランプ前政権が国家安全保障上の理由からブラックリストに入れた中国最大手企業からドローンの購入を進めているのだ。 →続き
トランプ前政権が国家安全保障上の理由からブラックリストに入れた中国最大手企業からドローンの購入を進めているのだ。 →続き
北ミサイル 中国の「空母キラー」に酷似-国防展覧会で公開
(2021年10月15日)
北朝鮮国営メディアが11日に写真を公表したミサイルが、中国の対艦弾道ミサイル「東風21D」に似ていることが専門家の指摘で明らかになった。東風21Dは、航行中の艦艇を遠方から捉えることが可能で「空母キラー」と呼ばれている。→続き
米はAI戦で中国に負ける-空軍の元技術者が警告
(2021年10月13日)
米空軍に新設された最高ソフトウエア責任者(CSO)に就任し、9月に抗議の辞職をしたニコラス・チェイラン氏が、サイバー、人工知能(AI)をめぐる中国との競争に米国はいずれ敗北すると警告している。
チェイラン氏は、「米国はこのままでは(サイバー、AIで中国との)戦いに負ける。目を覚ます必要がある」とAI開発で政府の対応が遅いことに警鐘を鳴らした。 →続き
チェイラン氏は、「米国はこのままでは(サイバー、AIで中国との)戦いに負ける。目を覚ます必要がある」とAI開発で政府の対応が遅いことに警鐘を鳴らした。 →続き
米空軍、兵器老朽化に危機感 新調に連邦議員らが反対
(2021年9月23日)
米空軍幹部らが、米軍は中国との覇権争いで後れを取っていると指摘、老朽化した兵器や航空機の廃棄、更新が必要だが、連邦議会議員らが選挙区への配慮からこれを拒否していると危機感をあらわにした。
国防総省では、軍備で競合国に後れを取っているとして、予算の増額を求めている。しかし、国防専門家らは、アフガニスタンから完全撤収したことで、台頭する中国にいかに対抗するかをめぐって、予算、戦略に関して新たな対応が必要になると指摘している。 →続き
国防総省では、軍備で競合国に後れを取っているとして、予算の増額を求めている。しかし、国防専門家らは、アフガニスタンから完全撤収したことで、台頭する中国にいかに対抗するかをめぐって、予算、戦略に関して新たな対応が必要になると指摘している。 →続き
英豪と防衛技術で合意、バイデン氏が表明へ
(2021年9月20日)
バイデン大統領は15日、中国を封じ込めるために防衛技術を共有する英国、オーストラリアとのパートナーシップを発表する。オーストラリア各紙が報じた。報道によると、3カ国の協力関係は、「AUUKUS」と呼ばれ、長距離攻撃能力や人工知能などに関する情報と技術を共有するという。→続き