国際
アフガンのレアアース 中国食指、獲得優位に 米国苦境から対中依存懸念
(2021年9月10日)
米国がアフガニスタンから撤収し、タリバンが支配を固める一方で、中国は、アフガンのレアアース(希土類)獲得で有利な立場に立っている。米バイデン政権は経済・気候変動対策で、発電、運輸の改革、半導体産業の再建を目指しているが、どれも膨大な量の鉱物資源を必要とし、資源をめぐる対中依存が高まるのではないかと専門家は指摘する。→続き
タリバンの実権掌握による戦略的勝者は(今のところ)パキスタン
(2021年9月5日)
タリバンは、1990年代に主にパキスタンの情報機関によって設立された強硬派イスラム主義組織だ。
アフガニスタンの首都カブールがタリバンの手に落ちたことは、パキスタンにとって戦略的大勝利となるかもしれない。 →続き
アフガニスタンの首都カブールがタリバンの手に落ちたことは、パキスタンにとって戦略的大勝利となるかもしれない。 →続き
バイデン氏の失態は弾劾に相当する
(2021年9月1日)
ANALYSIS/OPINION:26日の時点で、米国は10万人以上をアフガニスタンから避難させた。
グリーンカード所持者、米軍や外交官に協力し、特別移民ビザの発給を受けた人々、難民、一時的な人道的救済を求める人々だ。 →続き
グリーンカード所持者、米軍や外交官に協力し、特別移民ビザの発給を受けた人々、難民、一時的な人道的救済を求める人々だ。 →続き
米国に再びテロの脅威をもたらすアルカイダ
(2021年8月29日)
バイデン米政権幹部は、イスラム主義組織タリバン統治下のアフガニスタンで国際テロ組織アルカイダが復活する脅威を軽く見ている。 だが、安全保障専門家や元米軍幹部、議員、さらには国連からも、タリバンがカブールで権力を取り戻した今、テロリストたちがより活発になるとの見方が出ている。
「テロリストたちはタリバン指導部の下で勢力を拡大するだろう。もはや隠れる必要がない」。戦争研究所会長のジャック・キーン元米陸軍大将は、こう指摘した。ワシントンにあるタカ派シンクタンクである同研究所は、米国が主導してきた対テロ戦争の進展を詳しく分析していることで知られる。 →続き
「テロリストたちはタリバン指導部の下で勢力を拡大するだろう。もはや隠れる必要がない」。戦争研究所会長のジャック・キーン元米陸軍大将は、こう指摘した。ワシントンにあるタカ派シンクタンクである同研究所は、米国が主導してきた対テロ戦争の進展を詳しく分析していることで知られる。 →続き
中国、台湾の防空識別圏に爆撃機侵入
(2021年8月25日)
台湾国防省によると、中国軍は台湾の南東端付近でH6爆撃機の飛行を強化し、台湾の防空軍は対応を迫られている。
H6爆撃機の飛行は、人民解放軍による最新の軍事行動で、人民解放軍は今週、台湾の近くで大規模な軍事演習を行うとともに、台湾と米国の両政府を批判するプロパガンダを強化している。 →続き
H6爆撃機の飛行は、人民解放軍による最新の軍事行動で、人民解放軍は今週、台湾の近くで大規模な軍事演習を行うとともに、台湾と米国の両政府を批判するプロパガンダを強化している。 →続き
下院共和党議員がアフガニスタン撤退調査委員会を提案
(2021年8月24日)
合衆国議会下院の共和党議員二人が、アフガニスタンからの米軍撤退に関する国家調査委員会の設置を提案している。
エリーゼ・ステファニク議員(ニューヨーク州)は金曜日に法案を提出し、ロブ・ウィットマン議員(バージニア州)が共同提案者になった。 →続き
エリーゼ・ステファニク議員(ニューヨーク州)は金曜日に法案を提出し、ロブ・ウィットマン議員(バージニア州)が共同提案者になった。 →続き
アフガニスタンで戦略的勝利を手に入れた中国
(2021年8月22日)
ANALYSIS/OPINION:アフガニスタンからの米軍の撤退と米国が支援したアフガン政府・軍の驚くべき崩壊から、中国は戦略的利益を得るだろう。だが、その成功を相殺する要素もある。中央アジア国境で過激なイスラム国家と向き合うことへの中国共産党の懸念と、新疆ウイグル自治区にテロリストが流入する可能性だ。→続き