国際


米国に再びテロの脅威をもたらすアルカイダ

(2021年8月29日)
 バイデン米政権幹部は、イスラム主義組織タリバン統治下のアフガニスタンで国際テロ組織アルカイダが復活する脅威を軽く見ている。   だが、安全保障専門家や元米軍幹部、議員、さらには国連からも、タリバンがカブールで権力を取り戻した今、テロリストたちがより活発になるとの見方が出ている。  
 「テロリストたちはタリバン指導部の下で勢力を拡大するだろう。もはや隠れる必要がない」。戦争研究所会長のジャック・キーン元米陸軍大将は、こう指摘した。ワシントンにあるタカ派シンクタンクである同研究所は、米国が主導してきた対テロ戦争の進展を詳しく分析していることで知られる。   →続き

中国、台湾の防空識別圏に爆撃機侵入

(2021年8月25日)
 台湾国防省によると、中国軍は台湾の南東端付近でH6爆撃機の飛行を強化し、台湾の防空軍は対応を迫られている。
 H6爆撃機の飛行は、人民解放軍による最新の軍事行動で、人民解放軍は今週、台湾の近くで大規模な軍事演習を行うとともに、台湾と米国の両政府を批判するプロパガンダを強化している。 →続き

アフガニスタンで戦略的勝利を手に入れた中国

(2021年8月22日)
 ANALYSIS/OPINION:アフガニスタンからの米軍の撤退と米国が支援したアフガン政府・軍の驚くべき崩壊から、中国は戦略的利益を得るだろう。だが、その成功を相殺する要素もある。中央アジア国境で過激なイスラム国家と向き合うことへの中国共産党の懸念と、新疆ウイグル自治区にテロリストが流入する可能性だ。→続き

バイデン、トランプ両氏、タリバン攻勢めぐり応酬

(2021年8月21日)
 バイデン大統領は14日、アフガニスタンでタリバンが急速に勢力を伸ばしていることについて、トランプ前大統領を非難し、トランプ氏が退任する際にこの過激派組織を「2001年以来、軍事的に最も強い立場に置いた」と述べた。
 これに対しトランプ氏は、バイデン氏が「われわれの政権が残した計画に従わずに、アフガンから逃げ出した」と述べた。 →続き

バイデンのイラン核合意再交渉は危険

(2021年8月18日)
 ANALYSIS/OPINION:常識は優れたリーダーシップの特徴であるが、常識で理解できないなら、それはリーダーが迷路にはまっているということだ。  
 バイデン大統領は、明らかに迷路にはまっており、彼のばかさ加減の見本は既に分厚いものになっているが、愚かさを知る一つの入り口を挙げるだけでも、彼の数々の迷走ぶりははっきり分かる。   →続き